2021.09.03

【インタビュー】GMOペイメントサービス 橋本悠氏「掛け払いで企業間決済業務を支援」

GMOペイメントサービス 後払い事業部 セールスグループ 橋本悠氏


GMOペイメントゲートウェイ(GMO‐PG)の連結子会社、GMOペイメントサービスは2020年11月に、オンライン(EC)・オフライン(対面)を問わず、BtoB取引企業向けに後払い決済サービスを提供する「GMO掛け払い」を開始し、BtoB領域に事業を拡大している。後払い事業部・セールスグループ課長代理の橋本悠氏にサービス開始の背景やBtoB‐EC支援の取り組みについて聞いた。


――「GMO掛け払い」の概要を聞きたい。

決められた期日までに代金を支払う「掛け払い」が多いBtoB取引で、売り手である導入企業の請求関連業務を当社が代行するサービスだ。売り手にかかる業務負担を軽減し、当社の審査を通過し正常に完了した取引であれば、買い手企業の支払い状況に関わらず、当社が所定日に売上金を入金する。

リアルタイムの与信審査を実装しているため、取引先(買い手企業)を待たせることなく、スムーズな決済で離脱を防ぐほか、所定日よりも早く入金するなど、さまざまなオプションサービスを用意している。例えば、建設業界など着工から入金までの期間が長くなるような業界において、入金までの期間が短くなるほか、支払う方も従来の取引で対応が可能となる。業種・業態に関わらず、企業が抱える負担を引き受けることで生産性の向上を支援している。

「掛け払い」サービスでは後発のため、他社がサービス提供していることは全て対応しつつ、GMOグループの開発力を強みに、さまざまなオプションを増やすことで、お客さまの要望に素早く対応できる点がメリットだ。

営業面では親会社のGMO‐PGのリソースも活用。GMO‐PGでは、業種・業態によってセクションが分かれている。より専門性の高い担当者が対応しており、業界ごとの課題を引き出すことができることも強みだ。最初から全ての機能を使うのではなく、お客さまのニーズに応じた対応が可能だ。

――サービスを開始した背景は?

当社はこれまでBtoC‐EC(ネットショップ)向けのサービスを展開しており、BtoB向けは今回が初めてとなる。お客さまに企業間取引についてヒアリングする中、売掛金の請求業務や回収について課題を感じている人が目立った。

さらに、BtoC‐ECでも購入者が企業である場合もあり、仕入れ目的や団体などまとめ買いでネットショップを利用するケースも増えてきている。企業間取引をはじめDXを推進する大きな流れを踏まえ、これまで電話やFAXなどで受注していた商習慣がウェブに移行してきたため、このタイミングでリリースすることを決めた。

――サービス開始から10カ月が経過した。現状について聞きたい。

中小企業から大企業まで幅広い業種・業態に対してサービスを提供し、加盟店数も順調に増えている。この間に、さまざまオプションサービスも充実させてきた。

企業間でも定期購入のようなサービスを提供する場合でも、一度注文情報、利用期間などを登録すれば、当社から毎月自動で請求書を発行できる。支店を展開している場合も、本社宛ての請求を希望しても対応可能だ。加盟店ニーズに合わせ柔軟な入金サイクル設定もできる。 

――コロナ禍でBtoB取引をウェブ化する動きは増えたのか?

例えば、飲食店のデリバリーサービスが増えたことで、容器などの資材をウェブで販売する企業や、介護施設や病院など使い捨ての食器などを購入する需要が増えた。

BtoBプラットフォームへのサービスを広げるほか、今後は、物販以外の領域にも進出し需要を取り込んでいきたい。


「GMOペイメントサービス」
https://www.gmo-ps.com/





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