2021.09.02

BASE、中間売上27.2%増の46億8400万円 開設増とEC拡大が後押し

BASEの2021年1-6月期(中間期)の連結売上は、前年同期比27.2%増の46億8400万円だった。コロナ禍でEC利用が増え、ネットショップ開設の需要が広がったことで流通総額が大きく成長したとしている。
 
ネットショップ作成サービスの「ベイス」事業の業績は、売上高が同22.9%増の40億2700万円、営業損失1億400万円だった(前年同期は7億7400万円の営業利益)。認知向上と新規開設の促進を目的にテレビCMやウェブマーケティングなどのプロモーションを引き続き強化した。2021年5月には累計開設数が150万ショップに達し、月間売店数も増加したという。
 
購入者手数料の減少によって取引手数料は減少した。購入者手数料の減少は、決済手段の構成比の変化と決済単価の増加が要因。手数料の減少に加え、売上原価率の増加により、売上総利益率も悪化した。
 
オンライン決済サービスやID決済サービスを手掛ける「PAY事業」の業績は、売り上げが同63.0%増の6億3900万円、営業損失は3500万円だった(同5200万円の営業損失)。
 
連結営業損失は2億7000万円で、前年同期の6億1200万円の営業黒字から赤字に転じた。



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