2021.08.27

かっこ、ローカル検索「uberall」を国内で提供するリカバリーと資本業務提携 ローカル検索マーケティング領域に参入

かっこは8月23日、uberall GmbHがグローバルに展開するローカル検索マーケティングソリューション「uberall」の日本統括代理店であるリカバリーとの資本業務提携契約を締結し、同社が第三者割当の方式により発行する普通株式を取得することについて決議したと発表した。これにより、かっこは、主に小売・サービス業を対象としたローカル検索マーケティング領域のSaaS事業に参入する。

【<画像7点>「uberall」利用メリットなどはこちら】

このほど資本業務提携を締結したリカバリーは、2021年6月に日本統括代理店として、ローカル検索マーケティングソリューション「uberall」の日本事業開始に参画した。ローカル検索とは、サーチエンジンである特定のエリアに関連する情報を検索することを指し、ローカル検索マーケティングソリューション「uberall」は、「GoogleMaps」や「Facebook」「Instagram」など、125を超えるオンラインプラットフォームや自社のWebサイトに、全店舗の営業時間や口コミ等の様々な情報を統合管理できるクラウドサービス。uberall社は、現在150か国1500以上のマルチロケーション顧客にサービスを提供している。

かっこは、「未来のゲームチェンジャーの『まずやってみよう』をカタチに」を経営ビジョンを掲げ、同社の有するAI・統計学・数理最適化といったデータサイエンスの技術とノウハウをもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供することで、企業の課題解決やチャレンジを支援する「SaaS型アルゴリズム提供事業」を展開している。特にEC分野において、クレジットカードのなりすまし注文等の不正被害の防止及び、審査業務の自動化を実現するSaaS型不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」を中核製品として展開。日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービスの導入件数ナンバー1を獲得しているが、中長期での成長戦略として、EC分野のみならず、新規分野におけるSaaS型サービスの提供による事業領域の拡大、及び新たな収益機会の獲得を目指してきた。



今回のリカバリーとの資本業務提携により、同社の発行済株式総数の38.46%を取得するとともに役員を派遣することで、ローカル検索マーケティングソリューション「uberall」の日本事業に参画し、主に店舗展開を行う小売・サービス業を対象としたローカル検索マーケティング領域のSaaS事業に参入する。グローバルに展開する「uberall」のサービス基盤に、かっこの有するデータサイエンスの技術・ノウハウとSaaSに関する知見を活かし、日本国内において付加価値の高いサービスを提供していくとしている。



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