アダストリアは8月12日、米国事業を手がけるグループ会社・Velvet, LLC（以下：Velvet社）において、アメリカ東西海岸沿い及び都市部で暮らす20代後半～30代の女性をメインターゲットとしたEC専業ファッションブランド「STUDIO SUNDAY」の展開をスタートした。北米市場における新たな事業展開にチャレンジする。
【＜画像8点＞「STUDIO SUNDAY」のイメージはこちら】「STUDIO SUNDAY」は、美容や健康、倫理や社会的価値など自分らしく目的意識を持って生きるミレニアル世代の女性に向けて、長く愛用できるシンプルで高品質なワードローブを提案するEC専業オリジナルブランド。生産工場との長年のパートナーシップを背景に、可能な限りオーガニックな素材を使用し、生分解性・リサイクル可能なパッケージで提供するなど、公正なサプライチェーンのもとで誠実なものづくりに取り組んでいる。
アダストリアは、2017年に米国子会社を通じてVelvet社の株式を100%取得し、米国での事業展開をスタートした。Velvet社が有するコンテンポラリーブランド「Velvet by Graham and Spencer」の運営を通じて、北米市場でのブランドビジネスのナレッジの獲得を目指している。百貨店への卸事業を中心としてきたVelvet社に、アダストリアが持つ小売やオンラインのノウハウを合わせることで2018年以降ECの売上高が伸長。コロナ禍においてもEC事業が成長し、回復を牽引しているという。
Velvet社の顧客層と比べ、若い世代をターゲットにしたEC専業ブランド「STUDIO SUNDAY」の展開により、北米市場における新たな事業展開にチャレンジしていくとしている。
