2021.08.20

初代グランプリは「rienda」村岡美里さん 『令和のカリスマ店員』決める「STAFF OF THE YEAR」の結果発表

グランプリに輝いた「rienda」村岡美里さん(左から4人目)と審査員

スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を提供するバニッシュ・スタンダードは8月19日、オンライン接客技術を競い、日本一の店舗スタッフを決めるコンテスト「STAFF OF THE YEAR」最終審査​​を実施した。「STAFF OF THE YEAR」の初代グランプリには、「rienda 福岡ソラリアプラザ店(バロックジャパンリミテッド)」の村岡美里さんが輝いた。審査員を務めたアン ミカさんや森泉さん、鈴木えみさんなどからは、参加者の熱のこもった接客に対し、賞賛の声が上がった。

【<画像37点>アパレル接客の甲子園!「STAFF OF THE YEAR」最終審査イベントの様子】

「STAFF OF THE YEAR」は、アパレル店舗スタッフがオンライン接客の技術を競い合い、「令和のカリスマ店員」を決める今年初開催のコンテスト。「STAFF START」を活用する全国7万人の店舗スタッフの中から、1次・2次審査を経て、18人のファイナリストが8月19日に開催した最終審査に臨んだ。最終審査は①テレビ電話接客(1対1のテレビ電話を通した商品提案)、②ライブ接客(LINELIVEを通した商品提案)、③自己PRの3つの審査を経て、グランプリ1名を含む5名の「STAFF OF THE YEAR」を決定した。

グランプリに輝いた村岡さんは2次審査も1位で通過した大本命だった。「テレビ電話接客」ではまず、「もし声が聞き取りづらかったらおっしゃってくださいね」と接客相手への丁寧な心遣いを示した。さらに、90秒という短い持ち時間の中で、探している商品の内容だけでなく、どういうニーズがあるかを聞き出し、選別した商品のおすすめポイントを端的に、聞き取りやすい声で伝えた。


「テレビ電話接客」を行う村岡さん

「ライブ接客」では、画面で伝わりにくい素材感や秋に向けたおすすめのコーディネートを的確に説明。視聴者の質問に「良い質問ありがとうございます」と添えて回答したり、視聴者の声に共感を示しながら商品の魅力を紹介していた点も印象に残った。


「ライブ接客」を行う村岡さん

最後の「自己PR」では、「私にとって仕事とは人生です。村岡美里を表現するすべてのことだと思っています。何よりも熱中して何よりも楽しいと思ってやってきたことなので、仕事という1つの言葉では片付かないくらいの想いがあります。大好きなことを大好きな仲間たちと今日までやってきたことが、今日という日につながっています。私の人生の中で今日は挑戦の日です。私の挑戦を一緒に成し遂げたいと思ってくれた、たくさんの人たちに支えられて今、私はこの場所に立っています」と話した。ともに働く仲間や会社への感謝を述べつつも、仕事への真摯で、熱い想いを誇り高く伝えていた。


「自己PR」を行う村岡さん

グランプリ受賞後、村岡さんは感想を聞かれ、「入社してどうしても売れない時期に上司に言われた『一番大事なのは人間力だ』ということが、今日につながっている気持ちでいっぱいです。販売の形は時代によって変わっていきますが、柔軟に今できることに取り組み、販売の先頭を切っていくつもりで仕事をしていきたいです。今日はこのような機会をいただきありがとうございました。一緒に参加した販売員のみなさんも、ありがとうございました」と話した。

囲み取材で「販売員の方がこれからより輝くためのアドバイス」を聞かれると、村岡さんは「前例にとらわれないことだと思います。先輩たちがああやっていたから、こうやっていたからということばかりだと、それを言い訳にしてしまうところもある。自分が目の前のお客さまにどうしたいかを考えて、動いていくと想いは絶対伝わると思います」と答えた。

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