2021.08.20

ECプラットフォーム「Cafe24」、東南アジア最大手モール「Shopee」と連携 国内企業の台湾越境ECを支援

越境ECプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」を運営するCAFE24 JAPANは8月19日、東南アジア・台湾で最大規模のECモール「Shopee(ショッピー)」の日本法人であるショッピージャパンとのシステム連携を開始した。これにより「Cafe24」のECモール出店サービス「マーケットプラス」を通じ、「Shopee台湾」へ簡単に出店することができる。台湾向け越境ECで販路拡大を検討する国内企業の成長を支援する。

「Cafe24」は、ネットショップ開業、広告・マーケティング、決済、配送、海外進出などEC開業や運営に必要な仕組みをワンストップで提供するECプラットフォーム。英語、中国語、韓国語、ベトナム語など9言語で自社サイトを構築でき、国内だけでなく海外に向けたECビジネスを展開できる。数回のクリックで国内外の様々なECモールとシステム連携を実現し、簡単かつシームレスに販路拡大を支援するECモール出店サービス「マーケットプラス」も提供しており、このほど東南アジア・台湾で最大規模のECモール「Shopee」とのシステム連携を開始した。

本連携により、「Cafe24」のECモール出店サービス「マーケットプラス」を通じた「Shopee台湾」への出店が可能になった。「Cafe24」で制作した台湾向け自社サイト上の商品データをそのまま利用できるため、事業者は簡単に「Shopee台湾」での商品販売が可能になる。商品登録に追加費用が不要なだけでなく、受注情報などを一元管理できる機能により、EC業務の効率化を実現することもできるとしている。また、「Shopee台湾」を利用する台湾ユーザーかシームレスに購入できる決済サービスなど、ローカライズされたシステムも提供することで、台湾向け越境ECによるさらなるビジネス成長を目指すことが可能となっている。

新型コロナウイルスの影響により、各地域で経済活動が制限されている中、EC市場はさらに拡大している。台湾経済部統計処の統計データによると、台湾におけるEC市場は年率10%以上と高い成長率を示している。2019年~2020年の成長率は17.5%となる見通しで、今後もますます成長が期待されている。こうした背景を受けて「Cafe24」は、拡大を続ける台湾のEC市場のニーズに対応するとともに、日本国内の企業や事業者の台湾越境ECによるビジネス成長をサポートするべく、「Shopee」とのシステム連携に至ったとしている。

Cafe24 Japanとショッピージャパンは、今後も台湾向け越境ECで販路拡大を検討する国内企業の成長を支援ができるよう、連携を強化していくとしている。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事