2021.08.20

ウィファブリック、不要になった衣類を植林に繋げるプロジェクト始動 賛同するタレント10人が私物を出品

ファッションを楽しみながら持続可能な社会の実現を目指すサスティナブルアウトレットモール「SMASELL(スマセル)」を運営するウィファブリックは8月18日、不要になった衣類を植林に繋げるプロジェクト「Cool the Earth Project」を始動した。プロジェクトに賛同した10名のタレントが不要となった衣類を「SMASELL」に出品し、それらの売上の一部を森林保全団体に寄付する。衣類廃棄のない循環型社会を目指し、その手段の周知を図る。

ウィファブリックの運営する「SMASELL」は、アパレルメーカーがデッドストックを中心としたアウトレット商品(キャリー品・サンプル品・B品含む)を出品し、それらをユーザーが購入できるサスティナブルアウトレットモール。「お得に買って、地球を守る」というスローガンを掲げる同社では、服の売買におけるCO2削減量をプラットフォーム上で可視化するなど、作り手・売り手・買い手の業界全体を巻き込み、廃棄のない循環型社会を目指している。


「Cool the Earth Project」の仕組み

このほど始動した「Cool the Earth Project」では、同取り組みに賛同したタレント10名(青柳文子、IMALU、浦浜アリサ、河村美咲、小松ナオ、柴田紗希、杉本美穂、瀬戸あゆみ、浪花ほのか、村田倫子/敬称略)が、自身の私物を「SMASELL」に出品。その売り上げの一部を森林保全団体「more trees」へ寄付することで、服の循環から植林へ繋げることを目指す。

出品は2回に分けて予定しており、第1弾は8月1日、第2弾は9月1日。第1弾には、IMALUさん、小松ナオさん、柴田紗希さん、杉本美穂さん、村田倫子さんが、第2弾には、青柳文子さん、浦浜アリサさん、河村美咲さん、瀬戸あゆみさん、浪花ほのかさんが出品を行う。出品アイテムのラインナップは、随時サイト内で公開予定としている。

8月7日には、同プロジェクトに参加するタレントのIMALUさんと、プロジェクトのリリースに伴うインスタライブを開催。IMALUさんは「衣類の廃棄課題のことを知ってからは寄付団体など色々な情報を調べ、これまで自分なりに取り組んできました。その矢先、この『Cool the Earth Project』を聞いて本当に素晴らしいプロジェクトだなと思い、参加に至りました。今回、私自身が実際に着ていた服を提供させていただきます。一人ひとりが意識して行動し、循環させていくことこそが、私たちの未来に繋がっていくと感じています」とコメントした。

ウィファブリックでは、これらのプロジェクトを通じて、より多くの人に「お得に買って、地球を守る」という循環の手段を知ってもらいたいとしている。



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