2021.08.19

メルカリ、通期営業利益51億円 上場後初の黒字決算に

メルカリが8月12日に発表した2021年6月期決算によると、連結営業利益は51億8400万円(前期は193億800万円の損失)だった。巣ごもり需要によるフリマアプリ市場の拡大や広告宣伝費削減などを受け、18年の上場後初の黒字決算となった。
 
連結売上高は前期比39.1%増の1061億1500万円、経常利益は49億7500万円(前期は193億9100万円の損失)、純利益は57億7200万円(同227億7200万円の損失)だった。
 
コロナ禍により、事業拡大に向けた投資を一時的に抑制したことも黒字転化につながった。
 
今後「メルカリ(国内)」「メルペイ」「メルカリ(米国)」に続く事業の柱として、「メルカリShop(ショップ)」によるBtoC事業などを強化していく方針を示した。「将来利益を最大化させにるために、積極的に投資を実施していく方針に変わりはない」(山田進太郎CEO)としている。

フリマアプリ「メルカリ」の国内流通総額は前期比25%増の7845億円だった。



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