ライブエグザムは8月17日、イープラスと共同出資し、「フードエンタテインメント」を事業領域とする新会社LAF Entertainmentを設立した。「Food(食)」と「Entertainment(娯楽)」を掛け合わせ、リアルとバーチャルそれぞれの領域において人々の集うロケーションとマーケットを創造していく。
ライブイベントや音楽フェスを企画制作するライブエグザムと、約1400万人のアクティブなエンタメ会員を持ち、多くの音楽フェスで使用されているアプリ開発実績を持つイープラスは共同出資し、新会社LAF Entertainmentを設立した。代表取締役CEOには、前職にて大型フードイベントを手掛けてきた遠藤衆氏が就任した。
人々の生活に欠かせない「Food(食)」と「Entertainment(娯楽)」を掛け合わせ、リアルとバーチャル、それぞれの領域において人々の集うロケーションとマーケットを創造していく「フードエンタテインメント」事業を展開するとし、両社ならびに遠藤氏の持つノウハウを最大限に活用し、今後も需要の拡大が見込まれるフードエンタテインメント事業のリーディングカンパニーを目指す考えを示した。
リアルの事業としては、アフターコロナを見据えて肉や餃子、スイーツや日本酒など幅広いジャンルのフードと、音楽やスポーツなどのエンタテインメントとのコラボレーション大型イベントの実施、また音楽フェスやスポーツフェスなど他ジャンルイベントでのフードエリアプロデュース、食の生産者や飲食店舗とエンタテインメントIP(知的財産)との掛け合わせによる新商品開発、新規事業の開発を展開していく。
一方、バーチャルの事業としては、「食のオンラインモール」を展開。リアルイベントで獲得したユーザー、ブランド、飲食店舗、メーカーを軸に、ジャンル特化型のオンラインモールとして、毎日訪れたくなるオンライン専門店街を目指す考え。第1弾として「肉」ジャンル特化型の「ミートストリート」、「餃子」ジャンル特化型の「餃子ストリート」の2つのオンラインモールをスタート。
「ミートストリート」「餃子ストリート」両オンラインモールでは、肉ジャンルおよび餃子ジャンルに特に強みを持つLAF Entertainmentならではのマーチャンダイジング力を活かし、普段市場には出回っていないブランド、メーカーとエンドユーザーの新しい出会いを提供する。また、最大の特徴として、ここでしか買えない「オリジナルの詰め合わせセット商品」を常時販売する。年間のシーズンイベントに合わせたおすすめの詰め合わせセット商品をラインナップする事で、「自宅での食べ比べ」という、まるで家にいながらフードイベントに参加しているような感覚を楽しんでもらうことができるとしている。
今後は、他のジャンルのオンラインモールも増やしていく予定だという。また、リアルイベントと連動した事業展開も併せて行っていくとしている。