2021.08.11

【コロナ禍の通販ヒット商品】「ヒト幹細胞培養エキス原液」、1年半で31万本販売 美容トレンドの高まりが後押し

美容ブランド「フラコラ」を手掛ける協和は、昨年1月から販売している美容液「ヒト幹細胞培養エキス原液」の累計販売数が7月末時点で31万本に達した。定期顧客の継続率は73%にのぼるという。

コロナ禍でのヒット商品となったのは、在宅時間の長時間化や、外出自粛に伴い化粧をする機会が減ったことで、素肌の美を意識する人が増えたことが理由の一つとみている。細胞にアプローチする美容トレンドの高まりも後押しした。メールマガジンやホームページなどを通じて、独自開発と続けやすい価格を顧客に伝えているという。


「ヒト幹細胞培養エキス原液」

購入者に対しては、正しい使い方や肌の変化を聞くなどフォローメールを設計している。「ヒト幹細胞培養エキス原液」の継続率は、協和が展開する商品ラインアップの中で最も高い。「『ヒト幹細胞培養エキス原液』を使ってみたらすごく肌の調子が良い。ほうれい線が気にならなくなったし、肌にハリを感じる」「使ってすぐに、パッと血色の良い健康的な自分になった気がする。これをつけるともっちりした弾力を感じる」といった顧客の声が協和に届いているという。

開発には11年以上かかった。ダメージを受けた肌の細胞を修復する働きを持つ「ヒト幹細胞」は、東京大学と共同で研究に取り組んでいる。内容量は30ミリリットルで、価格は税込6645円。

「ヒト幹細胞」を配合した商品群は、「ヒト幹細胞培養エキス原液」のほか、「ヒト幹細胞エクソソーム原液」「ヒト幹細胞培養エキス マイクロニードルパッチ」なども展開している。

足元では「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」を配合したサプリメントや、「ウロリチン」を配合したサプリメントなど、インナーケアのラインアップも展開。「ヒト幹細胞培養エキス原液」と同じく、細胞の再活性化に寄与するという。



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