2021.08.10

「速販UX」、速販シリーズを統合 セキュリティーを強化

システム開発のサイオは今年8月、ネットショップ向け一元管理システム「速販UX」をリリースする。これまで提供してきた速販シリーズを統合し、クラウド版として進化を図る。セキュリティーを強化するため、受注データをクラウドで管理し、リモート環境でも使いやすいサービスにする。

2005年に「速販」の販売を開始し、受注情報をLAN共有する「速販コネクト」、一部クラウド化した「速販C2」を展開してきた。複数ショップの受注情報や在庫情報、商品情報を一元管理するのに必要な機能を備え、低コストで導入できる点が魅力。今回、クラウド版として進化する「速販UX」を展開し、さらなる導入店舗の拡大を図る。

「速販シリーズの機能面や操作性は引き継ぎながらも、受注データはクラウドで管理できるようにしている。設定もクラウドで管理できるようにしたことで、モールの仕様変更などにも一括で対応でき、リモートワークで運用しやすい仕組みになっている」(セールスグループ)と話す。

既存の速販シリーズ導入店舗には、「速販UX」への移行を促していく。

「従量プランのほかに月額8000円の定額プランも用意している。既存の導入店舗さまには移行を進めていただくために、特別プランも用意している」(同)と話す。

「速販UX」ではリリース後、管理画面内の検索機能を強化したり、運営者の権限設定を追加したりするなど、機能強化を随時実施していく計画だ。



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