2021.08.05

グーグル、警告3回でアカウント停止 広告違反の新たな罰則導入を発表

グーグルは違反広告への罰則を強化していく


【専門家の声】<マージェリック 嶋泰宣社長>
アカウント停止の基準を明確化



ウェブ広告の代理店事業を行うマージェリックの嶋泰宣社長によると、グーグルはこれまでも、違反広告に対して、アカウント停止措置などを行ってきたという。ただ、「警告3回で強制停止」などの基準を示したのは今回が初めてだと話す。

 
以前はグーグルに掲載した広告のリンク先のサイトに、米国の薬事法で禁止された薬物の表示などがあると、「違反1点」などと通告されることがあった。その都度、日本のサイトであることを示す再申請を行い、承認を得るという手順を踏んでいた。

今後も、グーグルが違反表示を目視で確認しない限り、米国の薬事法に基づき、自動で違反警告を行うことになるだろう。都度、再申請すれば承認されるというプロセスは、今後も継続するのではないか。ただ、明らかに違反の対象の広告を運営している企業にとっては、規制が強化されることになる。広告市場の健全化につながるだろう。



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