2021.08.05

グーグル、警告3回でアカウント停止 広告違反の新たな罰則導入を発表

グーグルは違反広告への罰則を強化していく

グーグルは7月28日、違反広告に対する罰則を強化するシステムを、9月から順次導入すると発表した。広告主に対する「違反警告」が3回に及ぶと、アカウントが強制停止される仕組みだ。広告違反の対象には、「武器」「爆発物」などのほかに、「不承認の薬物」も含まれている。医薬品的な効能効果を標榜する健康食品も対象になる可能性がある。

グーグルは、広告の違反警告数に基づきアカウントを強制停止するシステムを、9月21日から3カ月の間に、順次導入していくことを明らかにした。「不正行為を助長する商品やサービス」なども、違反の対象となる。

グーグルのリスティング広告やアドネットワークで、違反の対象となる商品の広告の運用を行った場合、ポリシー違反に関する事前警告が発せられる。その後も違反状態を継続していることが確認されると、1回目の違反警告が発せられる。警告が3回に達すると、アカウントが強制停止される。再審査で強制停止措置が誤りであると認められない限り、広告の掲載とコンテンツの新規作成ができなくなるとしている。

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