2021.08.05

広島県、小売業EC支援事業の公募開始 総額1.8億円を補助

実施するECイノベーション支援「EC D-EGGS」

広島県はこのほど、ECなどを通じて国内外の販路開拓に取り組む県内の小売事業者を支援する「小売業ECイノベーション実装支援事業(EC D-EGGS)」の公募を開始した。
 
総額1億8000万円を補助、補助率は10分の9とする。1社当たり2000万円以上を支援する。公募の締め切りは8月31日までで、広島県内に本社や本店を有する小売事業者が対象。公募結果は21年9月上旬の発表予定。
 
公募要件は、国内においてECを活用して革新的な取り組みを行い、令和3年度から令和5年度までに、ECによる累計売り上げの増加額が、補助金申請額の5倍以上となる事業計画であること。国外においては、令和3年度に50商品以上、令和5年度までに累計で、150商品以上を越境ECで販売。事業の成果が、広島県内に波及する事業計画となっていることなども要件としている。
 
県は、ECによるイノベーションで、顧客価値を最大化するサイクルを生み出す事業モデルの創出を目指すとしている。



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