2021.07.31

Muscle Deli、2.5億円を調達 新経営体制も発表、「宅食スタートアップ」として成長加速へ


資金調達と同時に、さらなる事業の展開と組織拡大に向けた経営体制強化のため、COOおよびCXOを迎えた新たな経営体制について発表した。COO(最高執行責任者)に就任した須藤大輔氏は、「コロナ禍をきっかけに、自分自身の健康を見直す機会になりました。人が人らしく充実した最高の人生を送るためには『健康であること』が基礎になると考え、健康維持を志す中で、食事の重要性に気づき、当社に出会いました。これまでに私が経営を通して学んだ、組織・事業開発、渉外、マネジメントなどで、当社の成長を加速し急拡大に備えて尽力していきたいと考えています」とコメントした。


取締役副社長 COO 須藤大輔氏

CXO(最高体験責任者)に就任した山岡大介氏は、「代表の西川らとASOBIBAという会社を一緒に創業してから8年。それぞれそのあと別の道で研鑽を積み、今回彼女が立ち上げたマッスルデリの第2創業期ともいえるこのタイミングで、また再び会社を成長させるメンバーとして一緒に働けることを嬉しく思います。これまで私がWebメディアで培ってきたコンテンツ企画やサービス開発、商業施設のPRマーケで学んだエンタメの重要性や体験価値の提供方法について、『マッスルデリ』のD2Cサービスに最大限に有効活用して尽力していきたいと考えています」とコメントした。


執行役員 CXO 山岡大介氏



【引受先からのコメント(抜粋)】


三菱UFJキャピタル 投資第三部 茂木友貴氏

日々の暮らし方や働き方といった生活様式が変わる中、その土台となる食事に対する意識も変わりつつあります。何気なく摂るのではなく、自らのライフスタイルを実現するための食事、意思のある「食」というのが求められていると感じます。当社サービスは、ボディメイクを始めとして、ユーザーのライフスタイルや目的に合わせた、新しい「日常食」を提案するソリューションとして、今後の拡大が期待されます。弊社でも、MUFGの一員としての強みを生かし、当社の飛躍に向けたご支援をして参りたいと考えております。




ビジョナル株式会社 取締役CTO 竹内真氏

世界的に活躍しているアスリートにも愛用される「マッスルデリ」は、食事としてのクオリティがとても高く、魅力を感じました。一方、その品質を維持しながらシェアを拡大していくためには、多種多様なニーズを満たしていく必要があります。今までの仮説ベースでの商品開発だけではなく、予測モデルを使った最適解を見つけていく技術的なアプローチが不可欠になるでしょう。これからの成長ステージを、個人的な技術的な経験も含めて、日本を代表するフードテック企業になるであろう当社を、全力で支援して参りたいと思います。




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