2021.07.29

WOVN、約36億円を調達 国内外の投資家から、調達額は総額54億円に

Webサイト多言語化ソリューション「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」を提供するWovn Technologiesは7月28日、Tybourne Capital Management、MPower Partners Fund L.P.、Eight Roads Ventures Japan、インキュベイトファンド、凸版印刷、SMBCベンチャーキャピタル、米国ロングオンリー型機関投資家(独立系資産運用会社/社名非公開)を引受先とする第三者割当増資により、約36億円の資金調達を実施したと発表した。調達した資金は、社員の育成と採用の強化、マーケティング・販促活動の強化、新規事業・新サービス開発等に活用し、シェア拡大を図る。

Wovn Technologiesは、「世界中の人が、すべてのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに、Web サイト・アプリの多言語化ソリューション「WOVN.io」「WOVN.app」を中心に展開。既存のWebサイトに後付けすることができ、多言語化に必要なシステム開発・多言語サイト運用にかかる不要なコストの圧縮、人的リソースの削減、導入期間の短縮を実現し、企業のグローバル化の推進に寄与している。


Webサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」の導入イメージ

今回、Tybourne Capital Management、MPower Partners Fund L.P.、Eight Roads Ventures Japan、インキュベイトファンド、凸版印刷、SMBCベンチャーキャピタル、米国ロングオンリー型機関投資家(独立系資産運用会社/社名非公開)を引受先とする第三者割当増資により、約36億円の資金調達を実施。これにより創業以来の累計調達額は約54億円となった。今回の資金調達は、未上場・上場株式の双方を投資対象とするクロスオーバーの海外機関投資家や ESG 投資家等を中心としたラウンドとなる。


第三者割当増資の引受先

調達した資金は、不確実性の高い事業環境下において、クライアント企業へ付加価値の高い多言語化ソリューションを提供していくための社員の育成・スキル強化ならびに採用強化、同社主催の「GLOBALIZED」イベントを始めとしたマーケティング・販促活動の強化に加え、Webサイト・アプリ多言語化以外の新たな事業ドメインへ拡張するための新規事業・新サービス開発等へ投資するとしている。成長ポテンシャルが高い多言語化市場において市場シェアを拡大し、国内外のエンタープライズのインターネット多言語化におけるベスト・プラクティスとなるべく、機能・サービスのさらなる強化を図る。


Wovn Technologiesの主な特徴

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