2021.07.27

「CROSS MALL」、新規契約数が好伸長 複数倉庫対応を手厚くサポート

アイルが提供する複数ネットショップの一元管理クラウドサービス「CROSS MALL(クロスモール)」は、コロナ禍において引き続き新規契約数が好調に伸長しているという。契約数は1600件を超えた。ECモール各社が物流サービスを強化する中、複数倉庫対応などを手厚くサポートしており、口コミで新規契約者が増えている。

「クロスモール」は商品登録や在庫管理、受注管理など、複数ネットショップの運営業務を一元管理できるクラウドサービス。連携対応しているモール数やカート数が多く、特にファッションECモールへの対応では群を抜いている。

最近はコロナ禍ということもあり、受注件数を伸ばすEC事業者が増えているため、物流の最適化に関する相談が増えているという。

「ECモールが物流サービスを強化しており、在庫を分散したいというニーズも高まっている。需要の大きい都市部の近くに物流拠点を新設するケースもある。当社は複数倉庫に対応しているだけでなく、クラウドサービスでありながら、もともと基幹システムのメーカーということもあり、手厚いサポートを強みにしている。複数倉庫対応は機能的に対応するだけでは不十分で、いかに導入企業の運用に乗せられるかが肝となる。運用面までしっかりとご提案することで、安心して複数倉庫を利用できるようにサポートしている」(本守崇宏CROSS事業部マネージャー)と話す。


本守崇宏CROSS事業部マネージャー

ECモール系ではAmazonのFBA(フルフィルメント・バイ・アマゾン)、楽天のRSL(楽天スーパーロジスティクス)だけでなく、ヤフーが提携しているSBロジスティクスやヤマト運輸のフルフィルメントサービスとも連携を実現している。倉庫管理システムではロジザードZEROやロジクラと自動連携しており、物流会社では関通と自動連携を開始。手動で連携できるサービスはさらに幅広い。

「倉庫連携だけでなく、契約から立ち上げまでも手厚くサポートしている。最近は導入企業さまの紹介によるお問い合わせも増えた。『クロスモール』を紹介するというよりも、サポートの担当者を知り合いの店舗さまにご紹介いただくケースが増えており、サポートを高く評価いただいていると感じている」(同)と話す。



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