2021.07.22

そごう・西武、第1四半期のEC売上7億円に減少 前年の急伸より反動か

セブン&ホールディングス傘下のそごう・西武は、2021年3-5月期(第1四半期)のEC売り上げが前年同期比7300万円減の6億9500万円となった。前年同期は本格的なコロナ禍に突入したばかりでEC売り上げが急伸。今回はその反動となった。
 
前年同期は、従来はなかった「巣ごもり」関連の需要と、マスクなど衛生用品の引き合いが大きく高まり、ECの利用が大きく伸びていた。
 
そごう・西武では、プロパティマネジメントの導入による店舗構造改革を進めているという。このほか、プレミアムニーズに対応するため、外商の強化や、商事事業などの非店舗事業を拡大していく方針。
 
ECを含むそごう・西武の全社売り上げは、前年同期比54.0%増の1016億3700万円となった。営業時間短縮などを行った前年から大幅に増加した。
 
営業損失は22億4700万円(前年同期は12億4100万円の営業損失)で、赤字幅が拡大した。前年に特別損失としたコロナ禍の休業に係る固定費などが影響した。店舗では、特に地方郊外店の売り上げが減少した。



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