2021.07.20

【飲食店のテイクアウト】“モス”はモバイルオーダーの売上2倍に クレカ・ID決済など多様な決済が成長のカギ

飲食店のテイクアウト、“モス”はモバイルオーダーの売上2倍に ※モスバーガーの写真は期間限定の「海老カツ オマールソース」

 

PayPay利用者数は右肩上がり


ゼンショーホールディングスが運営する牛丼の「すき家」では、公式アプリのモバイルオーダーの決済に、PayPayを導入している。ゼンショーホールディングスによると、導入後のPayPayの利用者数は右肩上がりだとしている。



すき家では、2019年7月からモバイルオーダーの仕組みを導入している。公式アプリで店舗と商品、支払い方法を選択すると注文が完了する。店舗での滞在時間が減るとあって、コロナ以降は利用者数が増加しているとしている。

決済代行大手のDGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)によると、「テイクアウトのモバイルオーダーを実施している飲食店は、スマホとの親和性が高く、ユーザー数が多い決済を導入すると、顧客満足度が向上するのではないか」と分析している。「特に、PayPayとApplePayは、スマホとの親和性が高い。PayPayはユーザー数が4000万人を超えており、30~40代の利用率が高いといわれている。テイクアウトを利用する顧客とユーザーが重なるのではないか。ApplePayは、ユーザーがスマホにクレジットカード情報をすでに登録しているため、シームレスに使えるという点で、親和性が高いといえる」(DGFT決済事業部 加盟店営業第一部の饗場 【あいば】陸斗氏)と話している。

DGFTは、マルチ決済サービス「VeriTras4G」を提供している。すき家やクリスピークリームドーナッツといった、多くの飲食店チェーンのモバイルオーダーに決済サービスを提供していることでも知られる。大手ファーストフードチェーンや、テイクアウトサービスのプラットフォームでも導入されている。クレジットカード決済やPayPay・楽天ペイといったID決済など、モバイルオーダーに親和性の高い複数の決済手段をまとめて導入できる点が、魅力の一つだという。

 
【VeriTrans4Gとは?】
国内ECサイトや越境EC、実店舗など、さまざまなチャネルで活用可能な多彩な決済方法を備えた総合決済サービス。高機能、高レベルのセキュリティーも兼ね備えている。クレジットカード決済やコンビニ決済をはじめとする多彩な決済手段を一括導入・一元管理することができる。事業者、消費者の双方が便利で使いやすく、売り上げ向上につながる決済ソリューションをとなっている。

「VeriTrans4G」
https://www.veritrans.co.jp/payment/

 
【ホワイトペーパー】
「今すぐ始める!モバイルオーダー・事前決済導入と決済手段選定のポイント」
https://www.veritrans.co.jp/contact/download/7015F000001GZOm.html

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