2021.07.16

「Amazonフレッシュ」をリニューアル 配送時間を短縮、料金体系も見直し

Amazonは7月14日、生鮮食品や総菜などを取り扱う「Amazonプライム」会員向けサービス「Amazonフレッシュ」をリニューアルオープンした。物流拠点におけるシステムおよび手順の改善による配送時間の短縮、料金体系の見直しにより、利用者の生鮮食品購入時の利便性向上を図った。

【<画像11点>「Amazonフレッシュ」のイメージやサービス形態はこちら】

このほどリニューアルオープンした「Amazonフレッシュ」は、生鮮食品、惣菜、ミールキット、飲料、お酒、日用品などの取り扱い商品を注文から数時間で届けるAmazonプライム会員向けサービス。「品揃え」「価格」「利便性」に加え、食品が生産者から購入者に届くまでの鮮度や品質管理にも徹底的にこだわり、鮮度を逃さない商品パッケージ、6温度帯での鮮度管理、専任スタッフによる商品の6面チェック、3温度帯での配送を採用している。



今回のリニューアルでは、従来は注文から最短約4時間後だった配送時間を最短約2時間後に短縮。「Amazonフレッシュ」専用物流拠点におけるシステムおよびオペレーション手順を改善することで、多忙な利用者のニーズや様々なライフスタイルに応じてより便利に活用できるようリニューアルした。なお、配送エリアに変更はなく、東京都、神奈川県、千葉県の一部地域となる。

リニューアルに伴い、料金体系の見直しも実施した。従来は、プライム会費に加え、月会費500円で「Amazonフレッシュ」会員に登録することで配送料が無料になるプランと、「Amazonフレッシュ会員」には登録せず、配送料を都度支払うプランの2つを提供していたが、これを1本化。対象エリアの「プライム会員」であれば、追加会費はなしで「Amazonフレッシュ」を利用可能となった。最低注文金額4000円以上~1万円未満の注文の配送料は390円、1万円以上の注文の配送料は無料となる。



さらに東京都大田区、世田谷区、目黒区、狛江市、および神奈川県川崎市(幸区、高津区、多摩区、中原区、宮前区)、横浜市(港北区)の一部エリアにおいては、1時間単位の配送時間帯の指定も可能となった。1時間単位の時間帯を指定する場合、4000円以上~1万円未満の注文の配送料は890円、1万円以上の注文の配送料は500円となる。



Amazonは今後も「Amazonプライム」の利便性向上を図るとともに、日々の生活に密接した生鮮食品の買い物がより便利になるようサービスの向上に努めいくとしている。



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