2021.07.16

マーキュリアインベストメント、北欧家具通販サイト「エア・リゾーム」など展開する宮武製作所グループの投資を実行

マーキュリアホールディングスの子会社であるマーキュリアインベストメントは7月14日、日本の中堅企業を対象とした事業承継及び成長支援を目指すファンド「マーキュリア日本産業成⾧支援投資事業有限責任組合」において、特別目的会社であるMKホールディングスを通じ、宮武製作所及びその100%子会社であるエア・リゾームへの投資を実行した。マーキュリアインベストメントの持つ経営資源を最大限に生かし、宮武製作所グループを支援する。

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マーキュリアインベストメントが管理・運営する「マーキュリア日本産業成長支援投資事業有限責任組合」は、宮武製作所及びその100%子会社であるエア・リゾームへの投資を実行した。本件は、創業家の事業承継問題の解決及び、宮武製作所グループの更なる発展のため、ハンズオンによる企業成長支援で多数の実績を有するマーキュリアインベストメントが新たなパートナーとして選定されたもの。

宮武製作所は1960年に創業して以来、家具の製造、卸事業を行っている。2006年からは、家具・インテリア雑貨のECを目的とした子会社としてエア・リゾームを立ち上げ、順調に業容を拡大している。家具ECは、他商材に比べてEC化が遅れていたが、昨今その利便性が認知され、年率7-8%で市場が拡大している。その中でも、エア・リゾームは、自社企画商品が消費者から高く評価されており、市場を上回る成長を実現してきた。

EC事業においては、物流領域における基盤整備が重要な経営課題となるが、マーキュリアインベストメントは物流・不動産に特化したベンチャーキャピタルである「マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合」を運営しており、同ファンドの投資先企業と連携することで、事業上のシナジーを創出することも可能であるとの考えを示した

加えて、マーキュリアインベストメントの経営人材ネットワークから、大手家具製造小売企業にて物流改革等を手掛けた実績を有する延嘉隆氏を宮武製作所グループの経営陣に迎えるなど、マーキュリアインベストメントの経営資源を最大限に活用し、宮武製作所グループの支援を行うとしている。



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