2021.07.18

「高清水化粧品」、酒の化粧品が好評 今年3月に専用ECサイトを開設

自社ECサイト「高清水化粧品オンラインショップ」

高清水化粧品は2021年3月24日、化粧品を専門に販売する自社ECサイトを新設し、化粧品ECを本格化した。併せて、化粧品のパッケージもリニューアル。ツイッターなどのSNSを活用した集客にも成功しており、現在のツイッターのフォロワー数は1万人を超えている。

高清水化粧品は、秋田酒類製造の関連会社。秋田酒類製造は、酒類と化粧品の製造を手掛けており、酒類を中心に販売する自社ECサイトも開設している。化粧品販売を強化するため2020年8月に、高清水化粧品を設立した。2021年3月末までは、高清水化粧品が、秋田酒類製造の化粧品を委託販売する形だった。2021年4月からは、高清水化粧品が、グループの化粧品の販売元となった。




「酒屋のスキル」

これを機に、高清水化粧品では、新設した自社ECサイトでの、化粧品の販売を開始した。以前は、秋田酒類製造の酒類の自社ECサイトで、化粧品の販売も行っていたという。

高清水化粧品がECで展開する化粧品ブランドは、二つある。2016年11月発売の「酒屋のスキル」と、2020年4月発売の「komell(コメル)」だ。両ブランドとも、秋田酒類製造の純米酒「高清水」から抽出した「コメ発酵液」を配合している。ECでの一番人気は、「酒屋のスキル」の化粧水だという。同商品には、肌のキメを整え、ハリを与えるという保湿成分「ジュンサイ葉エキス」を配合している。


「komell」

「酒屋のスキル」の公式ツイッターのフォロワー数は1万人以上となっている。ツイッターアカウントを開設したのは2019年11月。その後、少しずつ更新していたというが、本格的な運用は、2021年4月に開始したという。SNSからサイトに流入するなど、反応の良い顧客の多くは20~30代だとしている。

母の日に向けては、ギフトの無料ラッピングサービスも行った。SNSで告知したところ、SNSを通して購入する男性顧客が多かったという。

認知拡大のため、ツイッターでは、不定期でプレゼント企画も行っている。プレゼント企画に当選して、商品を体感した顧客がファンになることもあるとしている。

今後も、SNSを活用した企画に注力し、新規・既存顧客との接点にしていきたいという。


「高清水化粧品オンラインショップ」
https://takashimizucosme.com/




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事