recriは7月1日、娯楽コンテンツに特化したサブスクリプション(サブスク)サービスの会員募集を開始した。専門家の目利きと人工知能(AI)を活用したマッチングシステムで、ユーザーの好みに合った娯楽チケットを毎月届ける。
「recri」は、4月に開始したエンターテインメント(エンタメ)チケットの販売サービス。イベント・舞台・体験型コンテンツなど、提携先である、さまざまなエンタメコンテンツのチケットをサブスク形式で利用者に提供する。
サイト上に登録されたユーザーの嗜好(しこう)やライフスタイル、希望日程などをベースに、毎月1日にチケットを手配する。チケットの内容はユーザーの手元に届くまで明かされない。
月額料金は①5900円(税込) ②1万3900円(同) ③2万9900円(同)――の3プラン。プランによって手配するチケットの枚数や種類が異なる。対象地域は東京・神奈川・千葉・埼玉の4都県。
舞台・映画などコンテンツは多岐に「現在は安価なプランでお試し感覚で利用しているユーザーが多い。男女比は半々くらいで幅広い年齢層に利用いただいている」(栗林嶺代表)と言う。
チケットの選定は、エンタメコンテンツを熟知した「recri」スタッフと、AI搭載のマッチングシステムが行う。「ラブストーリーが好きなユーザーには恋愛を題材にした演目を行う伝統芸能など、サービスを通じて今までなじみがなかったコンテンツとの出会いも楽しんでほしい」(同)と言う。
4月のサービス開始後、すでに100人以上のユーザーがサービスを利用している。サービス規模を拡大し、一時ストップしていた新規登録の受け付けを7月に再開した。
「利用者の満足度向上を第一に、提携コンテンツの拡大などサービス品質向上に努めていく」(同)と意気込みを話す。
「recri」
https://subscription.recri.jp/