2021.07.13

オイシックス・ラ・大地、保育施設への給食関連サービス「すくすくOisix」取引施設数が600突破 献立や食育コンテンツが好評

取引保育施設数が拡大

食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地はこのほど、保育施設への給食関連サービス事業「すくすくOisix」の導入保育施設が、6月22日に600施設を突破したと発表した。また、食育サービスの利用施設も150施設を越えた。コロナ禍でも堅調に増加しており、自社の持つ食のノウハウを引き続き提供し、園児の保護者にとっても魅力あるサービスの提供を目指す考えを示した。

【<画像4点>メニューや食育コンテンツのイメージ】

「すくすくOisix」は、保育施設専用の受発注システム「おまかせぼーや」を導入し、食材、必要人数、納品日を入力するだけで受発注を完了できる給食関連サービス。安心・安全な食材を保育施設で利用してもらうためのサービスとして、2015年7月に旧らでぃっしゅぼーやの事業としてスタートした。

保育施設は、園児への給食提供において、栄養士や調理師の人材が十分に確保できないなどの理由から、現場スタッフが兼務で献立や調理を行い業務負担が増えてしまうという現状に加え、給食の提供で手一杯になってしまい、食育まで手が回りにくいなどの課題がある。同サービスは、安心・安全な食材を届けるだけでなく、献立の作成や栄養相談、オリジナルの食育プログラムといったサービスを提供することで、保育施設側の負担を軽くし、充実した施設運営を実施し、食を楽しんでもらうためのサポートを行なっている。


保育施設の負担を軽くし、食育コンテンツまで提供

安心・安全な食材へのニーズに加え、献立や食育コンテンツのニーズも高まっており、多くの保育施設から問合せが寄せられているという同サービスは、2021年3月5日に取引施設数が500施設を突破して以降も堅調に増加、2021年6月22日に600施設を突破した。前年同期から200施設の増加となり、同サービスの食事を食べる園児は2万人に達した。

食を楽しんでもらうためのサポートの一環として、「すくすくOisix」契約施設に提供するオリジナル食育プログラムでは、野菜カードなどのコンテンツを用いて「遊び」や「学び」のきっかけを提供。保育園では、新型コロナウイルスの飛沫感染予防の観点から食事中のおしゃべりや、外出活動の制限があったりと、遊びや学びに対する工夫が必要な状況が続いている。こうした状況においても、同プログラムが保育施設の運営の一助となればとし、産地とつながる同社だからできるコンテンツを楽しんでほしいとの考えを示した。

東京23区と首都圏の政令指定都市の6割の自治体では、保育施設の拡充やコロナ禍の影響なども重なり、今年4月の認可保育所の募集枠に対する入所申込者の倍率が1倍を切っており、定員割れが起きている自治体もある。こうした社会状況において、集客要素、顧客満足要素としての活用ニーズもあり「“Oisixを給食に使っている”と発信したい」という声も複数寄せられているという。また、人材不足などの理由により、保育施設での食のサポートは必要不可欠であるとの考えから、今後も同サービスのニーズは高まる見込みとし、自社の持つ食のノウハウを引き続き提供し、園児の保護者にとっても魅力あるサービスを目指すとしている。

なお現在、「すくすくOisix」個別オンライン説明会参加者に対し、Oisix食材と保育園で大人気のオリジナル食育ツールをプレゼントする「Oisix食材・オリジナル食育ツール体感キャンペーン」を実施している(7月30日まで)。



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