2021.07.13

Amazon、東京・千葉・埼玉に5カ所の配送拠点を新設 数百人規模でAmazon Flexドライバー募集、首都圏の配送網を強化

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Amazonは7月12日、2021年に東京都、埼玉県、千葉県内の計5カ所にデリバリーステーションを開設すると発表した。それに伴い、ラストマイルの配達を担う数百人規模の「Amazon Flexドライバー」を募集する。配送体制を強化し、より確実な配送を目指す。

Amazonは2021年、注文のあった商品を全国の物流施設などから集約し、周辺エリアの購入者の玄関先を目指す「ラストマイルデリバリー」の出発点であるデリバリーステーションを新たに5カ所開設し、東京都、埼玉県、千葉県の配送網を増強する。

2021年に新設されるのは、6月29日に稼働を開始した「東京町田デリバリーステーション」(東京都)をはじめ、「国立府中デリバリーステーション」(東京都/8月開設予定)、「戸田デリバリーステーション」(埼玉県/8月開設予定)、「蓮田デリバリーステーション」(埼玉県/9月稼働予定)、「船橋デリバリーステーション」(千葉県/10月稼働予定)の計5カ所。これにより日本国内のデリバリーステーションは約30拠点となる。

これらの配送拠点の開設に伴い、ラストマイルの配達を担う数百人規模の「Amazon Flexドライバー」の募集も行う。既存の配送網に新たな拠点とドライバーを増やすことで、配送体制をより堅固にし、地域の顧客により確実かつ着実に商品を配送することを目指すとしている。

この度の取り組みに伴い、アマゾンジャパン、アマゾンロジスティクス ディレクターのアヴァニシュ ナライン シング氏は、「お客様との距離を縮め、迅速かつ安全で信頼性の高い配送サービスを提供するための取り組みの一環として、東京、埼玉、千葉のエリアにて、新たに5カ所のデリバリーステーションを開設します。また、『置き配』や『Amazon Hub ロッカー・カウンター』などの革新的な配送オプションを拡充し、地域で高まるお客様のご要望に安全にお応えしていきたいと考えています。今回の開設により、何百人ものAmazon Flexドライバー、その他の委託先配送業者に雇用機会を創出し、地域社会の発展に貢献していきたいと考えています」とコメントした。

Amazonは、ドライバーを含めた配送拠点で働く全てのスタッフと顧客の安全を確保することを最優先事項とし、新型コロナウイルス感染症対策として、Amazonのデリバリーステーションで働く全てのスタッフとドライバーなどの委託先に対し、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を常に保つことの徹底、マスクの着用、定期的な検温と手指の消毒など、二重三重の感染予防対策を義務づけている。「Amazon Flexドライバー」に対しては、さらに、業務開始前後で配送車の消毒を徹底するよう要請している。



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