西日本高速道路(NEXCO西日本)は7月1日、グループ会社と協業し、西日本の名産品を販売するECサイトを開設した。サービスエリア(SA)での人気商品など、事業網を活用した独自の切り口で各地域の魅力を発信していく。
事業エリアである西日本24府県の優れた商品を全国に販売する場として、ECサイト「NEXCO西日本オンラインショップ~24(ニシ)の”ものづくり”と”すぐれもの”再発見~」を開設した。サイト運営はグループ会社である西日本高速道路サービス・ホールディングスが行う。
NEXCO西日本グループがECサイトを運営するのは初めて。外出自粛が続く中、自宅でも地域の名産品を楽しみたいというニーズが多かったことがサイト開設の背景としている。
販売商品は、西日本各地に事業網を展開するグループの”目利き”を活用したものが並ぶ。「SAやパーキングエリア(PA)の人気商品から、まだ世に知られていない隠れた名産品まで地元の企業と連携して販売している」(西日本高速道路サービス・ホールディングス・広報)と言う。
サイトでは、「SAPAの逸品」や、お薦めギフトを集めた「24(ニシ)の贈り物」など、独自の販売カテゴリーを設けている。一部のSA・PAのみで販売していた限定商品も取り扱う。
「SA・PAに訪れる機会が少ないお客さまにも、サイトを通じて西日本の魅力を知っていただき、各地域の応援にもつなげていきたい」(同)と意気込む。
現在のラインアップは食品を中心に約340点。「サイト運営とともに順次拡充していく」(同)と言う。
「NEXCO西日本オンラインショップ」
https://www.shop.w-holdings.co.jp/
