大麻草由来の成分「カンナビジオール」(CBD)を配合した健康食品をネットで販売するGREENLIFEJAPANは、店舗でCBD入りのドリンクや料理を提供してネットへの集客につなげている。
CBD事業は2019年から福岡県姪浜で開始し、2020年10月には福岡県天神にCBDショップを開設した。店舗では食用のオイルやグミサプリメント、電子タバコが体験できる。CBDを加えたスムージーやミネストローネ、クラムチャウダーなどの料理も提供している。
CBD製品や料理を楽しむ店舗の内覧CBDの料理を提供することで、CBDのファンを獲得しECサイトへの集客につなげる。大鶴靖隆社長は、2020年8月までは居酒屋も経営しており、料理の技術を生かしてCBD入りの料理を提供している。CBDを知った経緯について、「居酒屋を経営していた頃は、疲労などから夜に眠れなくなり、睡眠の質を上げると期待されているCBDに出会った」と話している。
店舗では、特にスムージーの人気が高いという。スムージーはバナナやパインといった味に仕上げている。天神は福岡県の中心でもあり若年層を中心に、店舗へ立ち寄り、スムージーを購入してCBD製品を体験する人が増え、ネット通販の顧客拡大につなげている。
体験できるCBD製品リアル店舗とECサイトで、CBD製品は24ブランド150品目を取り扱っている。販売サイトは自社ECサイトのみ。最も人気が高いのは、自社がメーカーとして製造している食用CBDオイル「WITH NATURAL(ウィズナチュラル)」(税込価格8712円)。
今後は、自社での直販と併行してBtoBでの卸売りや販売店へ製品のOEM供給に力を注いでいく方針だ。インスタグラムを活用したネット集客も強化していく。
「GREENLIFE CBDSHOP」
https://cbdshop01.thebase.in/