2020.03.30

【成長ショップ物語】 「ZERIA ONLINE(ゼリア オンライン)」、独自機能性成分を柱に

猪口博明社長

製薬会社のゼリア新薬のグループ会社で、健康食品の販売などを手掛けるゼリアヘルスウェイは2月15日、「ストレスによる疲労感の減少」を訴求する機能性表示食品を発売した。同商品は、「SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)」を主成分としており、2019年夏に機能性表示食品として初めて届け出、受理された。既存商品の「ヘパリーゼZ」に続く次の柱の商品にしたい考えだ。

ゼリアヘルスウェイは、化粧品やサプリメントを販売するネットショップ「ZERIA ONLINE(ゼリア オンライン)」の運営を2014年に開始した。肝機能ケアの医薬品「ヘパリーゼ」の兄弟商品であるサプリ「ヘパリーゼZ」などが主力商品だ。通販事業の年商は数億円だとしている。

「やすらぎ生活」の対象は40〜60代


2月15日に発売した「SOD」配合のサプリ「やすらぎ生活」は、40~60代をターゲットにした商品だ。SODを通常の数十倍含有するように品種改良したメロンの果汁濃縮物を素材として使用している。体内の抗酸化酵素である「SOD」の生成を高める効果が期待できるとしている。

「やすらぎ生活」は、ゼリア新薬の「健康づくりは幸せづくり」という思想に基づいて、開発されたという。

同社によると、「SOD」はもともと体内でも生成されるが、40代になると生成数が減少するという。「40代以降に減少する「SOD」の生成を補助してあげることで、老齢期の健康と幸せにつなげていきたい」(猪口博明社長)と話している。

「やすらぎ生活」は自社サイトと「アマゾン」で販売している。美容クリニックやエステサロン、スポーツジムにも卸販売を行う予定だ。「SOD」を使ったサプリのOEM受託製造を行う用意もあるとしている。


「ZERIA ONLINE」

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