2021.07.07

産直ECのポケットマルシェ、生産者が小学生の夏休みの自由研究をサポート 食や環境問題へ理解深め、子どもの関心向上

農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営するポケットマルシェは7月7日、生産者が先生となり、小学生を対象に夏休みの自由研究をサポートするサービス「ポケマル自由研究サポート」を開始した。食や一次産業、環境問題に関する子どもたちの理解を深め、関心の向上を目指す。

【<画像7点>自由研究サポートの内容や支援する生産者はこちら】

「ポケマル自由研究サポート」は、「ポケットマルシェ」の生産者が小学生を対象に夏休みの自由研究のサポートする新サービス。「Zoom」を使用した「生産者によるオンラインレクチャー」と、レクチャーで使用する食材がセットになっており、価格は3000円(税込/食材の送料別)。

お茶の生産者のレクチャーを受け、ヨーグルトと寒天培地を使ったお茶の抗菌実験をする「お茶の『抗菌』効果を調べよう!」、理科教員の経験を持つ作物生産者のレクチャーを受け、豆の観察から食物の成り立ちの不思議を知る「元理科教師が教える、お豆の観察と自由研究の作り方」、数学教師の経験を持つ農園経営者のレクチャーを受け、『脱プラスチック』野菜セットを用いてゴミ問題について考える「元先生!?届いた野菜からゴミ問題を一緒に考えてみよう」の3商品がラインアップする。


「お茶の『抗菌』効果を調べよう!」セットと生産者の藤尾暁子さん

小学生の夏休みの宿題として代表的なものに「自由研究」があるが、小学生の子供を持つ保護者を対象とした調査では、「お子様の自由研究、親として何が最も不安ですか?」という問いに対し、半数の保護者が「子供が自分の力でやりきれるかどうか」、22.8%の保護者が「親がどういうサポートをしたらよいか」と回答している。

ポケットマルシェでは、食に関して豊富な知識を持つ生産者と、子どもたちを直接つなぐことで、自由研究の進め方に悩む家庭をサポートできるのではと考え、「ポケマル自由研究サポート」の提供に至ったとしている。また、生産者から直接レクチャーを受けることで、参加した子どもたちが食材の特徴を知るだけではなく、食や一次産業、環境問題への理解を深め、継続的に関心を寄せるようになることを期待するとしている。




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