2021.06.27

オイシックス・ラ・大地、ブランディングディレクターの小脇美里氏が社外取締役に就任 「Behind the Brand」プロジェクトを発足

小脇美里氏

食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地は6月22日、株主総会において、新任社外取締役としてブランディングディレクターの小脇美里氏の就任を決議したと発表した。小脇氏が企業の社外取締役に就任するのは初となる。

6月22日開催の株主総会において社外取締役に就任した小脇美里氏は、アパレルブランドの立ち上げや雑誌の編集者を経て、スタイリストや広告のディレクション、商品のプロデュースなどに従事。「お客様目線」をビジネスに昇華し、数々のヒット商品・ヒット企画を世に送り出してきた。オイシックス・ラ・大地は、同氏の共感性の高いモノづくり、価値づくりのノウハウを自社の経営に反映することで、事業の更なる成長に加え、社内のモチベーション向上を図っていくとしている。

社外取締役就任に伴い、小脇氏からの社員へのインタビューを通じてオイシックス・ラ・大地の魅力を発信する「Behind the Brand」プロジェクトを発足。オイシックス・ラ・大地で活躍する様々な女性社員に焦点を当て、小脇氏が編集者としての知見を活かし、その魅力をWebマガジンとして情報発信する。自社の中心として商品やサービスを生み出し続け、成長の源泉である社員に対し、小脇氏ならではの顧客目線で着目し、情報発信を行うことは、オイシックス・ラ・大地の社外からの理解を深めることにつながるとしている。一方で社員にとっても、自社の魅力や仕事のやりがい、意義に改めて気づく契機になるとの考えを示した。今後はWebマガジンの発信に限らず、小脇氏と同社の社員との協働も視野に入れたプロジェクトを推進していくとしている。

就任にあたり小脇氏は、「社外取締役という大役を仰せつかることになりました。 オイシックス・ラ・大地が常にお客様目線を大切にされていること、そして食を通し、様々な社会課題について真摯に向き合われていることにとても共感を抱いております。私自身が10年以上もオイシックス・ラ・大地のサービスのユーザーであり、母になり何度も救われた経験がございます。お客様に最も近い立場の社外取締役として、私ならではの視点を活かし、事業成長に貢献していきたいと考えております。また、女性が働きやすく、より輝ける会社づくりにおいても私の経験を活かして参ります。オイシックス・ラ・大地が掲げるミッションの実現に貢献し、企業価値を高めることができるよう、尽力いたします」とコメントした。

オイシックス・ラ・大地の髙島宏平代表取締役社長は、「小脇氏に社外取締役としてご参画いただくことを心強く感じております。小脇氏は日常において当たり前とされてしまっていることや、少しの不便に素朴な疑問を持ち、それを工夫し改善することに大変長けていらっしゃいます。小脇氏の視点を事業に活かしていただくことで、当社のより一層の事業成長を目指して参ります。また、小脇氏の視点で当社のガバナンスについても素朴な疑問を投げかけていただくことは、より良い経営体制に繋がると確信しております。多様性が増す経営環境において、特に働く女性がより働きやすく、働きがいのある会社づくりにお力添えいただきたいと考えております」と述べた。



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