2021.06.23

マガシーク、40ブランドと限定スマホケースを制作・販売 在庫を抱えないブランドとの協業モデルを構築

マガシークは6月22日、ファッション通販サイト「MAGASEEK(マガシーク)」において、ファッションブランドからデザインデータの提供を受け制作する限定スマホケースの販売を開始した。「作るECサイト」としての取り組みになるとし、ブランド側にライセンス料を支払い、自社で制作することで、ブランド側の過剰在庫の抑制に貢献する。

【<画像5点>atmosやROPE’ PICNICなどがスマホケースをデザイン】

「MAGASEEK」は、「あなただけのセレクトショップ」をコンセプトに掲げるファッション通販サイト。このほど販売を開始した「マガシーク限定オリジナルスマートフォンケース」は、ブランドからデザインの提供を受けたマガシークが自社にて生産・販売を行うスマホケース。ブランドから提供されたロゴや柄を用いたマガシーク限定デザインとなる。

レディース、メンズ、雑貨と、様々なジャンルの計40ブランドと連携しており、計124デザインのスマホケースを提供。「別注iPhoneケースFREAK’S STORE」(2750円)、「別注iPhoneケースatmos」(2750円)、「別注iPhoneケースROPE’ PICNIC」(2750円)などがラインアップする。


「別注iPhoneケースFREAK’S STORE」

これまで「売る」ECサイトとして、様々なブランドの商品の販売を行ってきた「MAGASEEK」において、今回の企画は「作るECサイト」としての取り組みとなり、これまで「MAGASEEK」での出店を行っていないブランドとの企画限定のコラボも行う。

昨今ファッション業界では、過剰在庫やそれに伴う破棄が問題視されている。変化するファッションビジネスを取り巻く環境下において、余剰在庫を生まないビジネスモデルは今後も注目されることが予想される。今回の企画では、ブランド側にライセンス料を支払う形をとり、ブランドの資産(ロゴ・柄デザイン)を有効に使うため、マガシーク側で適正な数の生産を行うことが可能。ブランド側の過剰在庫を抑制することができるとしている。




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