2020.03.26

キャスター、カラクリと連携 コールセンターの「リモートワーク導入支援サービス」提供

人材事業を運営するキャスターは3月19日、カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」を手がけるカラクリと連携し、コールセンター業界のリモートワーク体制を支援するサービスの提供を開始した。

在宅勤務用にVPNで構築した「KARAKURI」シリーズの「リモートパック」を提供するとともに、リモートワーク組織の構築を支援するコンサルティングサービス「Caster Anywhere」より、導入時に必要な運用マニュアルや組織設計のノウハウを提供。スムーズなリモートワーク体制の構築を支援する。

「リモートパック」では、リモートワークでの勤務用に機能搭載(VPN構築)した正答率95%保証のAIチャットボット「KARAKURI chatbot」、有人チャットツール「KARAKURI talk」を提供。有人チャットツールはβ版の提供となり、4月中に申込みした企業に3カ月無償で提供するとしている。

「Caster Anywhere」ではコールセンターに向け、リモートワーク環境で「リモートパック」を定着させるためのマニュアル作成や組織設計、人事制度、採用計画、働きがい向上、会議・資料作成のムダ削減などを支援する。「リモートパック」導入に伴う費用を助成金申請する場合、キャスターによる申請書の作成代行も可能だ。

新型コロナウイルスの影響によりリモートワークを導入する企業が増加し、コールセンター業界でもリモートワークの必要性が高まっているが、セキュリティ面や人事評価・運用体制の問題で、出勤を余儀なくされている企業は多いという。創業以来全社でリモートワークを実践し、ノウハウを蓄積してきたキャスターでは、カラクリとの連携によりコールセンター業界のリモートワーク導入を促進するとともに、業界の人材不足解消および新たな働き方の選択肢を提供するとしている。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事