ファナティクス・ジャパンは6月15日、マーチャンダイジングを手がけるプロ野球球団「福岡ソフトバンクホークス」と、人気TVアニメ「キングダム」とのコラボレーショングッズの販売を開始した。「キングダムコラボデー」など様々な催しも企画し、「ホークス」、」「キングダム」双方のファンを取り込み、マーチャンダイジングの観点から野球業界の盛り上げを図る。
【<画像5点>気になるコラボアイテムのイメージはこちら】ファナティクスでは、2019年よりホークスのグッズの企画、製造、販売等、公式オンラインショップの運営を含めたマーチャンダイジングを手がけている。
「週刊ヤングジャンプ」で連載する「キングダム」は、春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す少年「信(しん)」と、後の始皇帝となる若き王「嬴政(えいせい)」の活躍を描き、TVアニメ「キングダム」も人気を博している。
今回のコラボレーションは、連載15周年の記念原画展が福岡でも開催される運びになったこと、福岡在住の原作者の原氏が長年ホークスを応援していることから、1年越しでようやく実現に至ったとし、主人公の「信」を柳田悠岐選手、秦国の大将軍「麃公」を工藤公康監督など、全14名のホークスの選手を人気キャラクターにした描き下ろしのビジュアルを製作。それらをデザインした「Tシャツ」(3900円/税込)、「ハイブリッドフェイスタオル」(2200円/税込)などのコラボグッズを発売した。販売場所は、ECサイト「HAWKS公式オンラインストア」と「HAWKS STORE PayPayドーム店」。
ホークスの選手が人気キャラクターに扮した描き下ろしデザインのTシャツなど販売ホークス、キングダムの双方のファンを取り込み、コロナ禍でもファンと球団とのエンゲージメントを図り、野球業界全体をマーチャンダイジングという観点から盛り上げていく狙いもあるとし、8月14日にPayPayドームで行われるファイターズ戦で「キングダムコラボデー」を開催するなど、今後、様々な催しを企画するとしている。
コラボレーションに伴い、福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督は、「僕だけでなく、たくさんのホークスの選手も『キングダム』見ていますので、今回のコラボは喜んでいると思います。登場人物にもすごく特徴があって楽しませてもらっています。好きなキャラクターは王騎将軍です。今回のコラボはとても凄い事だと思いますし、もっと強いホークスを皆さんに見せられるように頑張ります!突撃じゃー!!(工藤監督がコラボした麃公将軍の真似をして)」とコメントした。
ファナティクス・ジャパンのマネジング・ディレクター川名正憲氏は、「コロナ禍でまだ球場収容数の制限がある中、各球団非常に厳しい経営の舵取りを迫られる状況が続いております。その中で、マーチャンダイジング領域で少しでも貢献すべく他コンテンツとの協業機会を模索して参りました。その中で、幅広い世代に大人気であり、著者の原先生がホークスファンというこれ以上ないコラボレーションが実現できることとなり、個人的にも感慨無量です。全国のホークスファン、そしてキングダムファンの方には是非この唯一無二の商品を手にとって見て戴ければ幸甚です」と述べた。
「HAWKS公式オンラインストア」
https://www.softbankhawksstore.jp