2021.06.04

C Channel、SNS広告で成果出る動画クリエイタープラットフォーム「Lemon Create」始動 ECでの動画活用の課題解決

日本最大級の女性向け動画メディアを運営するC Channelは6月1日、ECサイトを運営する事業者向けに、広告配信やSNS運用で高い効果を見込める動画を提供する動画クリエイタープラットフォーム「Lemon Create(レモンクリエイト)」をスタートした。高いコンバージョン率が期待できるインフルエンサーによる自撮り動画を、C Channelの持つ知見を活かして質の高い動画にすることで、ECにおける動画活用の課題解決を支援する。

動画クリエイタープラットフォーム「Lemon Create」は、人気インフルエンサーによる動画撮影と、C Channelによる動画編集により、広告配信やSNS運用で高い効果を見込める動画を提供するサービス。

同社では、企業とインフルエンサーのマッチングプラットフォーム「Lemon Square(レモンスクエア)」を運営し、商品やサービスを試して欲しい企業と、それに興味があるインフルエンサーをオンラインでつないでいる。インフルエンサーは、企業の商品やサービスを体験することでファンとなり、熱量の高い商品レビューをInstagramに投稿。そのレビューが企業にとって新たな顧客を呼び寄せる手段になる仕組みを提供している。「Lemon Square」には、2021年5末時点で6000人のインフルエンサーが登録しており、実施キャンペーン数は300を超えている。

このほどスタートした「Lemon Create」では、「Lemon Square」に登録し、C Channel実施する動画勉強会を受け、SNSのノウハウの理解や動画の知見を持つインフルエンサーが動画を撮影する。さらにその動画を、日本最大級の女性向け動画メディア「C CHANNEL」やSNSファン数延べ100万人を超えるママ向け動画メディア「mamatas」を運営する同社が編集・解析する。「身近に感じる」「共感できる」といった理由から高いコンバージョン率を期待できる自撮り動画を、質の高い内容にして提供する。


「Lemon Create」の特徴

昨今、新型コロナウイルスの感染拡大による購買行動の変化に伴い、EC化は一気に加速しており、多くの企業がECサイトの強化に注力している。加えて「YouTube」「TikTok」「Instagram」など、デジタルでの動画活用の需要も顕著になった。C Channelにおいてもデジタル広告での動画素材の需要が高まり、「動画を使ったマーケティングをしたいが動画の素材がない」といった相談が寄せられるほか、口コミを増やす施策に加えて、コンバージョンが取れる施策もやってほしいとなどの要望が寄せられているという。

こうした背景から、動画メディアを運営し、動画制作のノウハウや実績を持つ同社が「Lemon Square」の登録インフルエンサーに対し動画勉強会を開催することで、高いコンバージョン率を見込める動画の制作を実現し、企業の課題解決の一助なりたいとの考えから「Lemon Create」のリリースに至ったとしている。

今後は、従来の事業で培った動画のノウハウや解析実績に加え、「Lemon Create」で製作した動画の解析も促進。動画のテンプレート毎にコンバージョンやインプレッション、クリック数を洗い出しビッグデータにし、企業や商材に適した動画のテンプレートやインフルエンサーのマッチングの提供を図る考え。ECサイトを運営する事業者に限らず、予約サイトや資料請求サイトなど幅広い企業の支援を行っていく予定としている。



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