■消費行動「AIDMAの法則」とページの構成
時代が進むにつれて技術の発展や文明の進化が起こり、消費行動も時代に合わせて様々な種類がありますが、元祖となる消費行動が「AIDMAの法則」です。
「AIDMAの法則」は、1920年代のインターネットもない時代。
アメリカの販売や広告の著作家だったサミュエル・ローランド・ホール氏が著作の中で消費行動を起こす心理プロセスの頭文字を取り「AIDMAの法則」と提唱しました。
1920年代からインターネット普及以前までは今よりもずっと購入への速度や情報の取得に時間がかかっていました。
そのため、広告やCMを何度も流したり、覚えやすいフレーズを使ったりすることで、覚えてもらおうと各社が様々な工夫を施していました。
・Attention(注意)=知ってもらう
TVCM・ラジオ・新聞・雑誌・広告
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Interest(興味)=関心を持ってもらう
カタログ・雑誌・TVの特集
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Desire(欲求)=価値に共感してもらう
目で見る・手で取る/触れる・カタログを見て検討
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Memory(記憶・動機)=価値を頻繁に連想してもらう
TVで見て思い出す・お気に入り登録する
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Action(行動)=買ってもらう
購入する
例えば、街中の広告で「新発売!」という文字を見て、「おいしそうだな/便利そうだな」と価値を感じて、CMの歌や宣伝文句で商品やサービスを連想し、「じゃあ、買ってみよう」と実際に購入してしまうといった経験はありませんか?
例えば、新発売!夏季限定!という文字を見るとついついその商品を買ってしまうという人もいるかもしれません。
こうした行動を起こす客層についても名前があるのですが、それは追々イノベーター理論のコラムにてご紹介させていただきます。
こうした心理的なプロセスを1枚のランディングページの中に組み込むことで、顧客様にアクションを起こしてもらうことができます。
また、大切なポイントとして、シズル感が挙げられます。
シズル感とは、食べ物や飲み物の広告写真で目にした瞬間に購買者の食欲や購買意欲を刺激するような感覚のことですが、例えば、美容関係であれば、もちもち・ぷるぷるな肌にというキャッチコピーだけでなく、瑞々しさを連想させるデザイン、ビフォー&アフターの写真での変化でイメージを伝えることが大切です。
さて、ここまでご紹介させていただきましたがいかがでしたか?
下記の動画でも「ランディングページ作成のコツ」について、より詳しくご紹介しております。気になった方は是非、ご視聴ください。
『教えて!!たっく社長ー楽しく学ぶ「ビジネス・マーケティング」デジマ―ケ予備校』
https://www.youtube.com/watch?v=C08RDj56PfE次回は、WEBサイト・ネットショップに欠かせない「パレートの法則(2:8の法則)」について、概要から法則を使ったページの作成方法などを一挙ご紹介いたします。売れるページの仕組みを更に知って、売上アップにつなげましょう!