2021.05.29

「なんでも酒やカクヤス」、注文当日に酒や食料品をお届け 便利さからリピーター多数

eビジネス戦略部・吉森久修氏

創業100周年を迎えるカクヤスグループのカクヤスは、会員145万人を持つ酒類の通販サイト「なんでも酒やカクヤス」を運営している。東京など一部の配達エリアではECサイトで注文した商品が当日に届く。便利さからリピーターとなる人が多いのだという。EC事業は右肩上がりで成長を続けているそうだ。今年の7月には、酒とおつまみを販売する、消費者向けのモール型ECサイト「カクベツ」をオープンする予定だ。

「なんでも酒やカクヤス」では、酒類や食料品を販売している。同社では、実店舗からであれば送料無料で配達するサービスを提供している。エリアによっては当日配達も可能だという。配送可能エリアであれば、公園など、指定された、屋外の場所に届けることもできる。

コロナ後は、在宅ニーズが高まっており、新規会員数も大幅に伸長しているそうだ。酒類は、「業務用」と銘打った、大容量の商品が人気だという。ホッピーを作るセットや、酒とグラスのセットなど、居酒屋のような感覚を自宅で楽しめる商品が売れているそうだ。


「なんでも酒やカクヤス」では、幅広い商品を取りそろえている

酒以外のラインアップも豊富だ。おつまみや、酒に入れる氷も用意している。冷蔵・冷凍食品や日用雑貨品、ペット用品、健康商材などの取り扱いも開始した。米などの食料品をリピート購入する人が多いのだという。

4月28日には、デリバリーサービス「Uber Eats」も導入した。より多くの人に知ってもらいたいという思いがあったそうだ。非常に多くの利用があるという。

今後も消費者向けの認知拡大に注力していくとしている。テレビCMの放送を6月後半に開始する予定だという。

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