2021.05.27

ユーグレナ、定期顧客は約30万人に 中間期直販売上高は32.4%増

ミドリムシを原料にした健康食品の通販・ECを展開するユーグレナの2020年10月-2021年3月期(中間期)連結業績における直販売上高は、前期比32.4%増の58億7300万円だった。
 
化粧品通販ブランド「あきゅらいず」を展開するLIGUNAを連結子会社化したことで、ユーグレナグループの通販の定期購入者数は、29万5000人となった。
 
ユーグレナなどが出資するQ-Partnersは2月1日付で、老舗通販のキューサイの全株式を取得した。
 
Q-Partnersには、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズと、東京センチュリーも共同出資している。
 
ユーグレナでは、2021年3月までに、キューサイを連結子会社化するため、広告投資を抑制し、キャッシュコントロールを行ったという。結果的に、2020年10-12月期における売り上げは前年同期比で微減となったが、2021年1-3月期(純第2四半期)は、当初の想定通りの売り上げを上げることができたとしている。
 
ユーグレナでは2021年3月までに、直販部門のEC比率が30%に達したとしている。ユーグレナでは期初に、2021年9月期中にEC比率を30%にすることを目標として掲げていた。前倒しで達成できたという。今後も、主力の健康食品「からだにユーグレナ」を中心に、デジタルマーケティングの強化を図るとしている。
 
ユーグレナではヘルスケア領域の施策として、「ECモールの活用」と「店頭販売」を融合させたマルチチャネル展開を掲げている。
 
自社ECサイトでのECの展開と、オフラインでの通販をそれぞれ継続しつつ、ユーグレナという素材自体の認知度を高め、顧客の獲得を進めていきたいという。



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