2021.05.27

【「食べチョク」ユーザー50万人に】生産者支援で出品者も急増

六つの指標で1位を獲得した「食べチョク」

産直品のCtoCプラットフォーム「食べチョク」を展開するビビッドガーデンの業績が好調だ。ユーザー数はこのほど50万人を突破。また、調査会社のマイボスコムが実施した約2000人の一般生活者への調査によると、国内の産直通販サイトで利用率など合計六つの指標で1位を獲得した。
 
出品する登録生産者は4300を超え、生鮮品など2万4000品が出品されている。生産者あたりの月間最高売上は、野菜705万円、果物939万円、畜産物1035万円、水産物1479万円を記録。半年前と比較して、果物と畜産物の最高売上を更新した。
 
ユーザーの利便性向上も図っている。2月には「まとめ買い構想」の第1弾として「カート機能(ベータ版)」をウェブ版限定で開始。複数の商品をカート内にストックすることができ、設定済みの商品に限り、同じ商品を複数個買うと送料がまとまる仕組みだ。また、同じ生産者の商品であれば異なる商品でも、同時に一つの注文ボタンで決済できるようにした。今夏には、同じ生産者であれば別の商品であっても送料がまとまる正式版も始める計画だ。

企業向けサービスにも着手

3月からはこだわりの食材をビジネスでも活用できる法人向けサービス「食べチョク for Business」を開始した。購入することで生産者の応援につながる「意味消費の拡大」や、おうち時間を楽しむ「イエナカ充実志向の拡大」によって、企業の「販促キャンペーン」に食べチョクを利用する機会が増えているという。また、テレワークでも取り入れることができる新しい福利厚生として「従業員向けのギフト」としての利用ニーズに対応する。



ビビッドガーデン 秋元里奈社長【動画インタビュー】

Part.1 「コロナ禍に急成長!産直EC『食べチョク』とは?」

https://netkeizai.com/articles/detail/3679

Part.2 「『生産者に門前払い』から飛躍!『食べチョク』成長秘話」

https://netkeizai.com/articles/detail/3768





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