2021.05.26

フィードフォース、商品データ改善アドバイス機能「カイゼンカード」本格提供 Google商品掲載や広告運用を支援

「Google無料リスティング」「Googleショッピング広告」の商品掲載・自動運用サービス「EC Booster」を運営するフィードフォースは5月26日、「EC Booster」の管理画面で利用できる商品データ改善アドバイス機能「カイゼンカード」の本格提供を開始した。商品データの改善をサポートし、「Google無料リスティング」および「Googleショッピング広告」における掲載結果向上を支援する。

「カイゼンカード」は、「EC Booster」の管理画面上で提供する商品データ改善アドバイス機能。2000社以上の導入実績に基づいた改善ノウハウを搭載しており、事業者は「カイゼンカード」が提示する具体的な対応方法を見ながら改善施策を実行するだけで作業を完了できる。提供する施策提案は、売れるECサイトが実践しているユーザビリティ向上のための商品情報改善の取り組みのため、ECサイトの商品詳細ページの充実による自然流入の増加、商品マスタを活用したデータフィード集客施策の効果向上、商品情報のわかりやすさによる購入率の効果も見込めるとしている。



本格提供に伴う機能アップデートでは、「Google Merchant Center」で発生したエラー内容の自動取得や商品データの分析により、ポリシー違反の解消方法、広告成果を向上させるための商品データ追加案、ビジネス情報・送料の設定などの改善提案が可能になった。「カイゼンカード」は、広告掲載プラン・フリープランを含む、「EC Booster」の全顧客が利用できる。



コロナ禍によりEC運営を始める事業者が増加する中、自社EC運営での集客を支援するため、「Google Premier Partner」である「EC Booster」では、「Google 無料リスティング」の掲載が完全無料かつ、最短5分で利用可能なフリープランを2020年11月に公開。公開後3ヶ月で1000社を超える事業者に導入された。

一方で、「無料掲載による集客効果を実感できない」と感じる事業者も多く、次なる支援策を検討してきたという。「EC Booster」は、2000社以上を誇る導入実績から、 「Google無料リスティング」「Googleショッピング広告」において掲載結果の向上を図るには、商品データの改善が不可欠であると考えている。しかしこの商品データ改善は、有効な施策が公開されていないこと、ハードルが高いことから、手を付けていない事業者も多いのが現状だとし、アドバイスに従って商品データの改善サイクルを回すことで、EC事業者が自分の力、自分のペースで「Google 商品掲載」の結果向上を実現できる「カイゼンカード」の提供に至ったとしている。



今後は、「カイゼンカード」を通じて、「Google無料リスティング」「ショッピング広告」の掲載結果向上に繋がるコンテンツを機能拡充していく考えを示した。今後は自社EC集客運営ノウハウの提供により、EC事業者がそれぞれに合った最適な集客戦略の提案実現を目指すとしている。また、「EC Booster」は、対応するECシステムを拡大することで、より多くのECの売上拡大を支援するとしている。




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