2021.05.25

楽天、「FCバルセロナ」の国内における独占的な商品化の「マスターライセンス」取得 グッズ展開やコラボを企画

楽天グループ(楽天)は5月25日、スペインの名門サッカークラブ「FCバルセロナ」の日本国内における独占的な商品化の「マスターライセンス」を取得したと発表した。国内でのグッズ展開を加速するとともに、コラボレーションなどの企画にも注力する考えだ。

楽天は日本の「FCバルセロナ」ファンがクラブの存在をより身近に感じられるよう、さまざまな関連グッズを国内で展開する。具体的には、ファッション、雑貨、玩具、ステーショナリー、食品、健康・美容アイテムなどのクラブ関連グッズを、ECモール「楽天市場」など楽天のECプラットフォームを活用し、子どもから大人まで幅広いファンに提供していく。

日用品だけでなく、アーティストとのコラボレーションや、日本のポップカルチャーの要素を取り入れたグッズの開発など、さまざまな商品化施策を段階的に実施していく予定。さらに、他企業との協業やサブライセンス契約を通じて、新商品の開発や商品の流通促進を目指す。

楽天は、2017年より「FCバルセロナ」の「メイン グローバルパートナー」および「オフィシャル イノベーション&エンターテインメントパートナー」になっている。2019年7月には「FCバルセロナ」と、イングランドのサッカーリーグ「プレミアリーグ」に所属する「チェルシーFC」を日本に招致し、「Rakuten CUP Supported by スカルプD」を開催した。

大会の開催を記念して原宿と神戸にオープンした期間限定ストアでは、「FCバルセロナ」監修のオリジナルグッズを販売し、ライセンスを活用した取り組みを行った。今回のライセンス取得を通じた戦略的パートナーシップにより、楽天は「FCバルセロナ」とともに日本のスポーツビジネスのさらなる発展を目指す。


2019年に期間限定ストアで販売したオリジナルグッズ

楽天はこれまでも、「Rakuten Sports」のブランドでアスリートを支援する事業などをグローバルで展開しており、今後、同ブランドにおいてマーチャンダイジングに関する事業も展開するという。




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