2021.05.24

ジャパネットHD、「ふるさと納税」開始 制度を分かりやすく伝える番組も自社制作

「ふるさと納税」の紹介番組の1コマ

ジャパネットホールディングスはこのほど、新規サービス事業などを行うグループ会社のジャパネットサービスイノベーションにおいて、ふるさと納税の展開を開始した。ふるさと納税に焦点を当てた番組を自社制作するなど、同社の持つ通販事業の強みを生かしたサービスの提供を図る。

ジャパネットホールディングスは、2019年より、通販事業に並ぶ2つ目の柱として、スポーツ・地域創生事業を掲げている。今回、地域創生事業の取り組みの一環として、ジャパネットが大切にしている「見つけること」「磨くこと」「伝えること」を活かし、日本全国の魅力を届けたいという想いから、有意義な制度であるにも関わらずまだあまり世の中に知られていない「ふるさと納税」に着目。自社の持つ通販事業の強みを活かし、電話1本で寄付ができるなど、より消費者に寄り添ったサービスとして提供するとしている。

5月22日には、サービスの開始に伴い自社制作した、ふるさと納税に焦点をあてた番組「ジャパネットプレゼンツ 簡単・わかりやすい『ふるさと納税』」をTOKYO MXにて放送した。番組は、制度本来の趣旨である「自治体が抱える課題と集めた寄付金の使われ方を理解・納得した上で、応援したい自治体へ寄付ができる制度」であることが伝わる内容を目指して制作したもので、寄付を募る背景やその使途を丁寧に説明する。

5月22日の放送分では宮城県のふるさと納税を紹介しており、ふるさと納税の仕組みや方法の紹介に加え、宮城県の魅力や抱えている課題などを、村井宮城県知事のコメントなども交えて届けた。ジャパネットホールディングスでは、今後もこの取り組みを全国へ広げていく予定としている。



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