2021.05.23

スキンケアECのタカミ、角質美容水「タカミスキンピール」売れ行き順調

岡村雄嗣社長

ロレアルグループの傘下で、スキンケアECを手掛けるタカミは、主力商品の角質美容水「タカミスキンピール」の売れ行きが順調だ。お試しサイズ(内容量10㍉㍑)購入者のうち、次に本製品(同30㍉㍑)を買った人は、9割の人が定期で購入するという根強いファンが多く、自社EC「タカミ公式サイト」の売り上げをけん引している。


お試し品から定期便への引き上げ率も高い

「タカミスキンピール」は洗顔後に使う美容水で、開発には医師が携わった。2005年に発売し、現在までの累計販売実績は740万本にのぼる。累計購入者は103万人。「毎日の肌を整えるということを実直にやり続けている製品。コロナ禍でも売り上げは伸びている」(岡村雄嗣社長)と話している。

「タカミスキンピール」を使い続けた人が同製品の使用をやめると、時間が経ってから「『タカミスキンピール』が肌に良かった」と気付くような製品だという。


「タカミスキンピール」

コロナ禍2年目となった今年は、「日本国内で全般的にEC利用者が増えた中で、新規顧客の獲得数が昨年と比べても、今までにないほどに非常に高い推移で順調に伸びてきている」(同)と話している。

昨年春頃から、「コロナ禍で不安を感じる顧客の気持ちを少しでも和らげたい」という思いから、顧客にギフトとしてマスクケースとシートマスクを提供した。シートマスクは、マスク着用による肌荒れに悩む人に役立ててほしいという考えからだ。

このほか、顧客が家の中でさまざまなことを楽しめるように、ライブコマースなど動画配信の回数を増やした。「高い視聴数の獲得や、売上事例として実績を出すことができた」(同)と手応えを得ている。


「タカミ公式サイト」
https://www.takami-labo.com/



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