2021.05.14

【記者が選ぶ「注目の手作りキット」】「家族で楽しむ」の需要高まる


長引く在宅時間を快適に過ごすための手作り商品が注目を集めている。コロナ禍による生活が2年目を迎えた中、在宅需要は家の環境改善から、楽しみを家族で共有するフェーズへ移行しつつあるようだ。家族と一緒に楽しめる手作りキットはどんなものが人気なのか。「日本ネット経済新聞」の記者が日頃の取材で得た情報をもとにアイテムを選定した。楽しみ方にも触れて紹介する。



【Contents】
1.ティーエムジーインターナショナル「特大・手作りハンバーガーセット」
2.オイシックス・ラ・大地「焼きたて!オレンジカスタードデニッシュ」など
3.mono「宝石石鹸キット」
4.Dari K「豆からチョコを手作り」



ティーエムジーインターナショナル「特大・手作りハンバーガーセット」

巣ごもり、アウトドアで人気


食肉輸入や加工製造を行うティーエムジーインターナショナルは、運営する肉専門ECサイト「ミートガイ」で2010年から特大・手作りハンバーガーセット(税込価格1720円)を販売している。同商品の売り上げは、この4年で1.5倍に伸長。コロナ禍による「巣ごもり需要」やアウトドア人気を捉えている。


ダブルハンバーガーの需要も増加

ハンバーガーの特徴は、直径約19センチのバンズと、直径約20センチで重さ450グラムのパティー(肉)にある。この量は、一つで家族4人分程度に相当する。


総重量は具材含めて500グラム以上になる

家族やカップルなど複数人が一緒になってオリジナルのハンバーガーを作る楽しさや、キャンプやバーベキューといったアウトドアでの利用も増えている。

直近の購買傾向は、「男性が多くなっている。肉を焼く姿で、がんばっているところを家族に見せたい需要があるのでは」(同社)と話す。

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