2021.05.13

Repro、CV最大化サービス 人材やリソース不足をサポート

世界66カ国で7300件以上の導入実績を持つカスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Repro(リプロ)」を運営するReproは4月、新サービス「コンバージョン最大化サービス」を正式にリリースした。CVR向上に向け、コンサルティングから施策実行までを一気通貫で支援するサービスだ。導入企業ではCVRが80%向上した事例もあるという。社内の人材・リソース・ノウハウが不足していても、ECで売り上げを拡大できる体制を、同社が提供するという。
 
同サービスでは、Reproのチームが、課題調査や施策立案から、デジタル接客ツールの運用までを行う。コーディング(※参照)不要でサイトのUI・UXを改善できるツールも導入する。そのため、制作会社やエンジニアを介すことなく、スピーディーにサイトの変更を行えるという。
 
カジュアルウェア販売のウィゴーのECサイトで2019年12月から先行して導入しており、年間200本以上の施策を、同社が支援する形で実行してきたという。導入から1年後、CVRは前年比80%増となった。サービス導入に対するROI(投資収益率)も同763%増を達成するなど、大きな成果を上げているという。
 
導入企業のサイト分析結果に基づき、パーソナライズした施策をその都度実行するため、大きな成果につながりやすいのだとしている。正式リリース後、こうした実績の口コミが広まり、Reproには、「契約したい」という問い合わせが非常に多く寄せられているという。数件についてはすでに成約に至っている。今夏には「コンバージョン最大化サービス」の導入企業向けに、教育コンテンツもリリースする予定だとしている。
 
費用はミニマムで月額約100万円~。サイトの規模により費用は異なるという。複数の企業に依頼する必要がなく、一貫した支援が可能であるため、コスト面が一因となり導入を決定する企業も少なくないという。

※コーディングとは…コンピューターが認識できる言語で記述すること。



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