2021.04.17

「全国ネットショップグランプリ」最高賞は『よなよなの里』 本店サイトは初受賞、熱量伝わるコンテンツを評価


準グランプリに「パジャマ屋IZUMM」、「クロシェオンラインショップ」


準グランプリにはフレックスが運営するパジャマ販売の「パジャマ屋IZUMM」、クロシェが運営するファッションアイテム販売の「クロシェオンラインショップ」が選ばれた。



【準グランプリ】「パジャマ屋IZUMM」

「パジャマ屋IZUMM」には、審査委員から以下の評価コメントが寄せられた。


■パジャマというニッチな商材をとことん掘り下げて素材の説明から届けるギフトシーンの演出までされている素晴らしいサイト
■ショップのコンセプトで「眠る・くつろぐ、ほっとする」が体現されている。相応しいトーン&マナーでデザインされており、ゆったり落ち着いて商品選びができる
■PCは横に一点時間(3秒)ごとにカテゴリー画面が移動。それぞれの画面が商品だけでなく、生活のワンシーンになっているところが、体験を想起させてうまく作り込まれている
■スマホの画面は、縦にスクロールできかつ横に二枚の写真を配置しながら二枚の組合せが、同じ商品の異なるシーン、あるいは男性と女性などユーザーの頭の中とリンクするデザインになっている
■商品説明はもちろんのこと、各種コンテンツを通じて商品の品質の良さが十分に伝わってくる。熨斗やギフトカードといった定番のサービスに加え、各種ラッピングサービスのクオリティーは「贈られた側の方の笑顔」が想像できる



「パジャマ屋IZUMM」https://www.pajamaya.com/

フレックスの高柳眞木子氏は、「1年半前からサイトをリニューアルしようと考え、アイルさんにお手伝いしてもらってここまでサイトを作り上げることができた。リニューアルを進めるうちに伝えたいことがありすぎて、どんどん欲が出てきていたが、アイルさんから原点に引き戻してもらって、本来私たちがやりたかった『使いやすさ』に立ち返ることができた。サイトリニューアルで目指したことをすべて評価していただたくことができてうれしい」と受賞コメントを述べた。


フレックス 高柳眞木子氏(写真左から4人目)


【準グランプリ】「クロシェオンラインショップ」

「クロシェオンラインショップ」には、審査委員から以下の評価コメントが寄せられた。


■シューズ、スカートと異なるアイテムであるが、それぞれの商品特性に応じてサイトデザインを区分している工夫を評価。リアルの店舗だと一緒にディスプレイも可能だが、ネット販売の場合は、それぞれの商品特性を引き出すために独自の見せ方を工夫した方がユーザーには使い勝手がよい。その分関連購買の機会を減らすことになるが、特定の商品からファンをつくる方針が貫かれている。共通点はカラーを切り口にした商品検索がし易いこと。インターフェイスにユニークさと使い易さの両面の工夫が施されている
■充実した商品説明に続く、スタッフによる試着コメントやコーディーネート紹介からは「好き」や「楽しさ」が伝わってくる。「オシャレっていいな」と改めて感じられた
■コーディネート紹介ページにて、マネキン買いできるのも良い。商品を使った一般ユーザーのスタイリングを見れる所が非常にいい



「クロシェオンラインショップ」https://www.cloche.shop

クロシェの村岡乃里江氏は、「スタッフがクイックに改善を続けてくれた。カラー検索やスタッフコーディネートの修正も一生懸命取り組んでくれた。フューチャーショップさんやデザイン会社、コンサルタントのサポートのおかげ。会社一丸となってECに向かっていけているのかなと感じている」と受賞コメントを述べた。


クロシェ 村岡乃里江氏(写真右)

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