2021.04.13

【柿尾氏に聞く】アマゾンや楽天に依存しない 本質的な通販事業者を育成する「柿尾通販塾」とは?


自分たちで通販の基礎を作り、顧客リストを蓄積していくべき


――地方の事業者に頑張ってもらいたいという意味では、コロナ禍においてウェブによるセミナーが一般化してきたことは良かったと思う。誰でも自由にセミナーに参加できる環境が整ってきたからだ。

その通りだ。従来はエリアによって参加できる事業者が限られていた。そういった地方の事業者の多くは依然、通販というとアマゾンや楽天に寄りかかっていると思う。なぜかというと、通販事業の基礎を自分たちで作って、顧客リストを蓄積しようという発想になっていないからだ。アマゾン、楽天のルールにとどまっていて、売り上げを上げていけばいいと思っている事業者が多いのではないかと感じている。

――そういった考え方を広げていきたいという「柿尾通販塾」の狙いは理解できるが、そのためには早々に塾生から成功事例を出さなければならない。

そこは大事だ。われわれとしても1年以上、塾を運営していく中で、早期に成功事例を出していきたいと期待している。それによって、他の事業者も触発されるし、既存の通販事業者においても、新たな学びの機会として認識される可能性があるからだ。そのためにもセミナーを継続しつつ、早期に成功事例の育成を実現していきたい。


「柿尾通販塾」
https://www.planktonr.co.jp/kakioj/





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