2021.04.07

食品・調味料ECのかわしま屋、メール配信1回で5%が再購入 CRMツールのアクションリンク導入

かわしま屋 河島酉里社長


 ユーチューブの総再生回数は500万回以上


――「鉄板シナリオ」の機能をどのように活用しているのですか?

かごに商品を入れたけれども、購入にいたらず離脱した人に対して、かごに入れた商品のレコメンドメールの配信を行っています。ほかには、保有するポイントの期限が切れそうなお客さまに対して、「ポイントが切れるまであと●日ですよ」というメールも配信しています。誕生日のお客さまに対して、誕生日の午前中にお祝いとクーポンを贈るメールも配信しています。



今後は、定期購入の対象商品を購入した人に対して、定期購入に引き上げる目的で、ステップメールを配信することも予定しています。

「アクションリンク」は3月から本格的に運用を開始したばかりです。まだ、CRM施策の一部を始めただけですが、今後は、施策の効果検証を繰り返して、精度を高めていきたいと考えています。

――CRM施策を通じて、どのようなことをお客さまに伝えていきたいですか?

当社は、酵素玄米などの自然食品を販売することで、お客さまに「ウェルビーイング(持続的な幸せ)」を提供することをビジョンとして掲げています。健康食品ではなく、一般的な食品を通して、健やかな毎日を提供できればと考えています。

カラーミーショップを使っているのも、サイトのデザインが自由であることを重視しているからです。売り上げを追うだけでなく、商品の見せ方を工夫し、「ウェルビーイング」というイメージを伝えられるサイトにしたいと考えています。

当社では、「かわしま屋」の姉妹サイトとして、読み物メディア「ウェルビーイング」も運営しています。同メディアでは、和食を中心とした、オーガニックな食品の食べ方や、生産者の方の声や人となりなどを紹介しています。

「かわしま屋」のユーチューブチャンネルでは、「梅干しの作り方」や「オートミール粥の作り方」などといった動画を、100本以上アップしています。現在では、累計再生回数が500万回を超えるまでになりました。英語の字幕を載せていることから、海外ユーザーも多く視聴しています。

ユーチューブチャンネルの視聴者の内、「かわしま屋」のお客さまになっているのは、1%程度ではないかとみています。今後は、情報サイトを見ている方にも、しっかりと商品PRができるように、情報発信をしていきたいと考えています。

 
「アクションリンク」とは?】
EC通販の顧客を可視化し、PDCAを回すことでLTVを向上できる「顧客中心」型のマーケティングプラットフォーム。オンライン/オフラインを問わず、あらゆるデータを顧客軸で統合し、顧客行動を可視化できる。さらに分析だけではなく、顧客ごとにクロスチャネルで行う最適なメッセージ配信を、自動化できるため、顧客体験の改善とLTVの向上を効果的かつ効率的に実現できるとしている。CRMからMA、レコメンド、BIまで、顧客体験を改善しLTVを増やすために必要な機能を、
誰でも簡単に活用できるようオールインワンで提供している。

お問い合わせはこちら▶▶https://actionlink.jp/




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