2021.04.01

サントリーウエルネス、初の売上1000億円超え 営業益は1.1%増の133億円

主力の「セサミンEX」(写真左)と機能性表示食品「オメガエイド」が売り上げをけん引

健康食品通販最大手のサントリーウエルネスの2020年12月期の売上高は、前期比10.4%増の1028億2500万円だった。営業利益は同1.1%増の133億2500万円だった。サントリーウエルネスの売上高が1000億円を超えるのは初めて。

サントリーウエルネスが増収増益となったのは、機能性表示食品と海外ECの売り上げ拡大が一因としてあるようだ。ある健康食品通販のコンサルタントは、「主力の『セサミンEX』に加えて、認知機能ケアの機能性表示食品『オメガエイド』の売り上げが成長したようだ。昨年は台湾でのECの売り上げも良かったと聞いている」と話す。

サントリーウエルネスの親会社のサントリーホールディングスは、「2020年のサントリーウエルネスの業績は増収増益だった。健康食品業界売り上げナンバーワン企業として、2021年も増収増益を計画している」(広報部)とコメントした。「サントリーグループでは、健康事業を酒類、清涼飲料に続く、第三の事業の柱として位置付けている。グループで連携しながら、さらなる成長を図っていく」(同)とも話している。

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