2021.03.30

ネット広告のコンバージョン率を上げる“最強”の申込フロー ランディングページとカートシステムの相性は最悪だ!


■ネット広告からの誘導先は必ず「広告専用ランディングページ」にする

 ズバリ言う。ネット広告からの誘導先は、独立した「広告専用ランディングページ」にするべきだ!!

「広告専用ランディングページ」とは、言ってみればオンライン版の“チラシ”である。「商品A」なら「商品A」を売ることのみに集中した縦長のページで、商品価格の何倍もの情報価値を提供することにより、瞬発力と勢いで申込ませる“攻めのセールスレター型”になっているのだ。



オフラインの世界でも、商品カタログをそのまま“チラシ”にするアホはいない。そんな“チラシ”では売れないからだ。それと同じで、ネット広告からの誘導先は必ず商品ごとに独立した広告専用ランディングページにしよう。

これまでの実績では、広告専用ランディングページにすると、本サイトの商品ページに比べコンバージョン率が、「約1.9~3.2倍」上がっている!

もちろん、広告専用ランディングページからは他の商品ページに一切遷移できないようにして、お客さまに余計な選択肢を与えないようにすることが大事である。
 

■「負け組通販(D2C)」はランディングページを「カートシステム」につなげて大失敗

ネット広告からの誘導先は必ず広告専用ランディングページにすべきだが、ランディングページさえ作ればいいというわけではない。

というのも、9割以上の「負け組通販(D2C)」は、せっかく作った広告専用ランディングページを、「カートシステム」につなげて大失敗しているからだ。

そもそもカートシステムというのは、1990年代に開発された本サイト向けのシステムである。「カート(かご)」という名前の通り、本サイトに掲載されている複数の商品をかごに入れて、レジでまとめて精算するためのシステムなのだ。

ちょっと考えてみてほしいのだが、広告専用ランディングページで訴求する商品はひとつである。訴求する商品はひとつしかないのに、複数の商品をかごに入れてまとめて精算するためのカートシステムにつなげるなんて、論理が破綻していないだろうか?

ぶっちゃけて言うと、広告専用ランディングページとカートシステムの相性は最悪だ!その理由は、カートシステムの画面遷移数にある。

日本の一般的なカートシステムは、申込ボタンを押してから申込完了画面に至るまでに 平均8つもの画面遷移がある。



画面が遷移するごとにお客さまがどんどん離脱し、最終的に30%の人しか申込完了画面にたどり着かない。おそろしいことに、申込ボタンを押したお客さまのうち、70%もの人が途中で離脱しているのだ。

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