2021.03.30

ネット広告のコンバージョン率を上げる“最強”の申込フロー ランディングページとカートシステムの相性は最悪だ!

こんにちは。私、売れるネット広告社 代表取締役社長 CEO 加藤公一レオが執筆するこの連載では、ネットマーケティングに関するキレイゴトは一切語らず、ズバリ「どうやったらネットで商品を売れるか、どうやったらネット通販(D2C)で売上と利益を上げられるか」に特化して、実践的なノウハウだけをお伝えしていきたい。

第1回・第2回と、単品通販(D2C)のビジネスモデルについてお話してきたので、ここからは広告の費用対効果を上げるための実践的なテクニックをお伝えしていく。

今回のテーマは、「ネット広告のコンバージョン率を上げる“最強”の申込フロー」。ズバリ、今からお伝えする2つのノウハウの両方を実践すると、コンバージョン率が「最大8.0倍」も上がる!


「負け組通販(D2C)」は広告から「本サイト」に誘導して大失敗

単品通販(D2C)でネット広告をやる場合、絶対にやってはいけないのが、広告から「本サイト」に誘導することである。

なかでも最悪なのが、ネット広告から本サイトのトップページに誘導しているケースだ。お客さまは、広告の商品に興味を持ってクリックしたのに、サイトのトップページから該当の商品を探さなければならなくなる。これではコンバージョンはほぼゼロだ。




ネット広告から本サイトの商品ページに誘導して、失敗している通販(D2C)会社もいまだに多い。百歩譲って本サイトのトップページに誘導するよりはまだマシだが、決して良いとは言えない。

「本サイトに誘導したら、あわよくば本サイトに掲載している他の商品も買ってくれるかも」と期待するかもしれない。ただ、「商品A」で広告を打った場合、99%のお客さまはその「商品A」しか買わない。本サイトは他のページに遷移できてしまうため、さまざまな選択肢を与えられたお客さまは迷ってしまい、何も申込まないまま離脱してしまうのである…。

そもそも、本サイトというのは、SEO対策やリピーターを意識した構造になっているため、たいてい“カタログ形式”だ。商品名と商品画像があって、淡々とした商品説明があって、カートボタンがあるだけ。ネット広告から瞬発的に誘導されたお客さまは、そんなサイトからは絶対に申込みをしないのである。

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